今日の日経新聞の抜粋。
「技術革新の源泉となる科学研究論文で、コンピューター科学や化学など4分野で中国が世界トップにたったことが文部科学省所管の科学技術振興機構の調査でわかった。主要8分野を米国と分け合った形で、米国1強から「米中2強」の時代に突入した。科学技術予算の急増のほか、海外在住の中国人研究者の獲得や若手教育などの政策が功を奏している。」
たしかに日本はノーベル賞に湧いたけど、それは何十年も前の研究が実を結んだから。
最近の論文の引用数では中国にどんと抜かれている。
にもかかわらず、「中国はオリジナリティがない」とか「知恵がない」とか、思い込んで公言している人は多いのではなかろうか。
GDPはすでに日本の二倍であるが、科学技術の面でも中国に追い抜かされたという事実はきちんと見据えたほうがいい。
新しい道は現状認識をしてからだ。