宋文州さんのメルマガより、
1. 論長論短 No.281
トランプ当選の本当の意味
宋 文洲
トランプが勝つのか、ヒラリーが勝つのか、
私が米国人ならばトランプに投票したに違いありません。
トランプ氏が当選すべきだと書きましたが、
必要は全くありません。トランプが勝った後に「俺も思いました」
言い訳をする専門家が多い中、
「トランプは既に勝った」
http://r31.smp.ne.jp/u/No/
–中略–
今回、安倍総理はまた改めて思い込みの激しい人だとばれました。
ヒラリーに会い、
これは明らかにヒラリーに以心伝心のつもりでメッセージを送って
「あなたは本心ではTPP賛成だと分かっていますよ。
でしょうが、
承認させますから大統領になったら恩義を忘れないでくださいね。
投票日5日前の3日に、首相官邸が共同通信に「
首脳会談を検討」と発表させたほどの自信ぶりです。
ヒラリーが勝つに違いない、
いったん決めてしまえば国民はすぐ忘れるから自分の思い込みでど
進めればいいのでしょう。
主観と思い込みで市場と世界を予測し、
変化しても修正しない安倍総理の姿勢はまさに戦前の陸軍組織のく
勝手に決めた2%のインフレ率は、
見直しもしません。
将来にわたって認めることはないでしょう。
ソビエトという脅威が崩壊後、「勝った!」
民主主義をペットのように飼い始めました。
魔法のようにかざし自国民を洗脳し、他国民を威圧してきました。
大統領が言っていることに多くのフィリピン国民が共鳴したように
言っていることに多くの米国人が共鳴したのです。
「トランプ・リスク」
官僚に見えてしまうのです。
エリートだけではありません。
ローマ教皇までも中立の原則を放棄し、
参加しました。
日本のマスコミは米国マスコミ以上に既得権益にしがみづき、
米国マスコミ以上に世論作りに熱心なのです。
日本国民の人の良さを利用してかなりの高い確率で世論操作に成功
だから今回の米国マスコミの成功を信じて止まなかったのでしょう
一体になって操作してきた安倍総理もヒラリーと米国マスコミの成
止まなかったでしょう。
今日の宋メールも半年前の宋メールと同じ結論で結びたいと思いま
「米国民のこの変化は、
影響を及ぼさない訳がありません。」
P.S.
私は単に感情的に安倍総理を批判しているわけではありません。
実際に客観的に日本人の立場にたって事実に基づいて判断している
例えば、
すでにFTAを結んでいます。
中国はあくまでも一軒ずつ相手国との損得勘定を確認しあっただけ
結局、8年もかけて最後に米国自身がTPPを拒絶しました。
日本はそんなアメリカの他力に期待し、
大切な時間と貿易チャンスを浪費して来ました。
国家の指導者はあくまでも企業の社長と同じく自力で道を切り開く
持たなければならないです。
判断しなければならないのです。
ついて行けば儲かるとかという発想は素人であり最後に損すること
商売とはあくまでも一対一の商談で積み上げるのです。
自動的に輸出が増えるとの発想は業界団体に入れば自動的に売り上
思い込みと同じで、甘いのです。
10年もかけて契約書を議論する暇があれば、
結果的に売り上げが伸びるのです。
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それぞれの人に参考になると思います。