先日、こんな記事を書いたけど、
日産に買収されることになったようで。
で、それはなにを意味するかというと、
三菱自動車社員も普通の資本主義の洗礼を受ける、
ということです。
わかりやすい例だとサンヨーになるってことです。
自動車メーカーの人間はとてもプライドが高いです。
自分の下に大量に企業がいますからね。
三河安城で仕事した時、
「ここは日本じゃないな」
と思ったものでした。
新幹線の駅降りて、本社までの途中のどこかに国境があります。
これから三菱自動車の社員は自分の感覚からしたら
理不尽な仕打ちをたくさん受けるでしょう。
しかし、それは資本主義としては当然の報いなんです。
買われた企業の惨めさを思い知ることになります。
要するに
まともな自動車を作れない会社になってしまってるんですから。
日産の社員が進駐してきて、バラバラにされていきます。
ぼけっとしていないでさっさと転職する(できる)人は
その錯覚から早く立ち直れる人です。
「なんとしてでもこの会社で生き延びる」と
意固地になったり、日産に媚びたりしようとしても
必ず潰されます。
会社の失敗を身をもって償うのは社員なんです。
ここのところ、日本では何度となく繰り返される
大企業の倒産、買収、リストラですが、
当の社員にとっては初体験でしょうから、
自分は例外と考えたいでしょうね。
そんなことあるわけないんです。
一刻も早く、会社と縁を切って自分に戻りましょう。
- 株は早く売れよ。