冷たいようですが、こうなることは本人もわかっていたはずです。
買収されえた会社で同じように働けると思っているほうがおめでたい。
そのポストは買収したほうが奪うに決まってる。
辛辣な見方をすれば、50歳過ぎた工業デザイナーってどうなん?
一生懸命やっていれば残れる、って幻想にどれだけ多くのサラリーマンがしがみついて夢破れたことか。
あるわけがない。
買収が決まったその瞬間、
「おまえはすでに死んでいる」
一刻も早く新天地を目指そう。
それがツライ道であっても、今よりは絶対にいいから。
もうひとつ、「日本IBMのリストラマニュアル」
もうね、内容が笑わせる。
合法的なのは結構だが、リストラするほど儲かってないで「椅子取りゲーム」に夢中になっている惨めさにはほっかむり。
「あなたに仕事はありません」
と宣告した人間の仕事が来年はないさ。
人を貶めて得るような「黒い快感」を味わっている人間に未来はない。
社畜同士で喧嘩していないで、一刻もはやく辞めて進路を見失った巨艦から退艦すべき。
大企業が傾いたらその復活は至難の技なのだよ。
ガースナーが起こした奇跡は奇跡だからこそ、ニュースになったことに気づけよ。
(2022/11 追記)Twitterをイーロン・マスクが買収した。
この買収は相当に無理筋で、Twitterに借金させてまで資金調達している。
金利だけでTwitterが稼ぐ利益を超えている。
世界何位の金持ちはかしらないが、そういう人でもこれだけの規模の買収をすると借金に追われるのだ。
だから、即利益が出ることをしはじめる。将来よりも、今が大事。
役員は全員、社員の半分がリストラされた。
ある部門は部門ごとリストラされた。
残された社員は幸福だろうか?
今までの半分の人々で、引き継ぎもロクにない仕事をし、さらに利益を稼ぎ出すためにあれやらこれやらやらされる。
これでも生き残ったといえるのか?
これがリストラの現実だ。
たまたま入社したに過ぎないひとつの会社にしがみつくということが、どれほど愚かなことか知ったほうがいい。