ビジネスモデル(金儲けするためのシステム)を考える場合、資本が小さい時に考えるべきことはスマイルカーブです。
わからない人はこちらの記事を読んでください。
世の中の圧倒的な小規模な企業は真ん中に偏った会社が多いと思いませんか?
IT業界で一番多い、「システムインテグレーター」ってお客に売るものは、VB、PHPのコーディング力とわずかなデータベースの知識、ちょっとしたデザインではないでしょうか。
(左側だと思ってはいけません。左側はhttpプロトコルやCGIという規格を決めたり、作ったりするところです。日本で作っている会社がないので、誤解しやすいところです。)
簡単に始められるけど、競合はすごく多い。
したがって儲からない。ほとんどが始めた時のお客さんをなくすと潰れます。
もっと右に寄ってみてはいかがでしょうか?
イマドキ、起業する時に考えるべきことは、とても小規模でいいのです。
ベンチャーキャピタルと称する無担保融資で金を借りて、マザーズに上場するなんていう考え方は古いです。
資本主義とは資本を持った人がエライのですから、ベンチャーキャピタルの介入を許した途端に、創業者であっても「雇われ経営者」にすぎないということは、きっちり認識してください。
「資本」というとあたかも別の金のように考えてしまいますが、サラ金から借りるのもお金。ベンチャーキャピタルから出資(借金)もお金です。
つまり、自分がよく知っている分野でいいのです。
小規模起業したい人の必読本である
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では、1万ドル寄付してくれる人が1000人いればビジネスを続けられる、と書いています。
これは本当にそのとおりなんですよね。
成長戦略とか、サラリーマン・コンサルタントの書いたビジネス書を読むよりも、「負けない戦略」が先です。