サラリーマンのふり

消費者と生産者のお金についての認識

「お金持ち」という言葉があります。

この言葉を額面どおりにとらえ、銀行口座に大金があり、今日好きなように使える人のことだ。

とあなたが思っているようならば、未来永劫「お金持ち」にはなれません。

本当の「お金持ち」は資産もちのことです。

たとえば、たくさん土地持っている、会社持っている、株持っている、金塊もっているでもいいです。

現金を銀行口座に遊ばせている資産家はいません。

 

じゃぁ、なぜ、あなたは最初のような「お金持ち」を想像してしまったのでしょうか?

理由は簡単ですね。

家がお金持ちじゃないから。

そういう人が想像どおりの「お金持ち」になったらどうなるかは、宝くじの当選者の行末でわかりますね。

数年経つと、当選した時より惨めな人生になっている方が多い。

ポンと分不相応な現金をもらうことって怖いことです。

 

これは残念だけれども、ビジネスでもいえます。

大企業で他の企業を取引先としている社員は、通常は数百万円、数千万円、数億円、数十億円という単位がなんとなく企業規模でわかっています。

これ、個人からすると大金です。

そして企業に身を置けばわかるように、そんなに遊んでいるお金はない。

会社のエライさんが、どこかで飯を食ったといってもせいぜい数十万円であって、それを繰り返していると体を壊すことはわかりきっているので「ご苦労様」気分でしょう。

 

こういう企業のサラリーマンなら当然知っている感覚を知らずに、消費者の使う金額の単位しか知らないままいきなり起業してもお金の感覚がわからないと苦労します。

 

実は「お金持ち」って消費生活しかしたことのない人の感覚に過ぎず、きちんとビジネスをし生産者である役割を果たしていれば、本当の「お金持ち」の意味がわかるはずなのです。

でも多くの人がせっかくサラリーマンをしながらも、なにも学ばないから、本田健さんの本などに教えられて気づくんだろうな、と思います。

真実は目の前にあるのです。

 

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