ITで遊ぶ

AirMacとゲーム機

家人がFIFA14とか15とかが大好きだ。

あーゆーオンラインゲームは不思議だね。

ログインして少々待っているだけで対戦相手が見つかるんだもの。

アメリカ人や中国人が多いらしいけど、「ゲームに言葉はいらない」

それはさておき、ゲーム機はやたらといろんなポートを要求する。

TCP/IPという通信の偉大な点は一本の線に「ポート」という概念を持ち込んだことで、複数のアプリケーションが問題なく使えるようにしたこともある。

ポートとは

プログラマーは「ソケット」と呼ぶんだけど、ソケットの概念は繋ぎたい情報を得るためにコンセントに線を差し込むことをイメージしてもらえばいい。IPアドレスがコンピューターの住所だとすると、ポート番号はアプリケーションの部屋番号みたいなもんだ。

ゲームはいろんな情報を送受するために多くのソケットを使うということだ。

一方、ご存知のように「知らないポートをあけてはいけない」と言われる。

たとえば、リモートターミナル(telnet)の使うポートは23が普通だ。悪意のある人が23番に繋ぐと知らないうちに家庭内のパソコンやルーターにアクセスされてしまうかも知れない。
だから、開けないようにしましょう。ということになる。

しかし先のゲームのように多くのポートを必要とする場合、いちいちポートをあけていては面倒だし、ゲームを使わない時、使い終わっても開けっ放しとなる。

そのためだかどうだか知らないが、uPnP(ユニバーサルPnP)というプロトコルがある。
これはルーターが能力をもたないといけないのだけれども、ゲーム機とゲームサーバーはお互いがなにをするか知っている。だから双方からポートを開けることをルーターに申請して通信を通してもらう。

AirMac

AirMacはuPnP機能をもっているので、AirMacユーティリティでインターネットのNAT設定、詳細で「NATポート・マッピング・プロトコルを使用」にチェックを入れればよい。
優先的にゲーム機を繋ぎたいなら、ゲーム機のLANアドレスを書いておく。

一報、AirMacにはもうひとつの機能がある。それがNAT ポート・マッピング・プロトコル(NAT-PMP)である。
これはuPnPよりも新しい規格で、プライベートネットワークに外部から接続できるように、ルーターを自動的に構成することができる。
例えば、VUZEのようなp2Pソフトウェアがこの機能を実装している。

以上のように、Airmacでは世間でいうような「ポート開放」をしなくていいことが多い。

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