サラリーマンのふり

奴隷よりひどい労働条件

東京都のアニメ制作会社[A-1 Pictures」に務め、辞めた後の2010年10月に自殺した男性(当時28歳)について、新宿労働基準監督署が披露によるうつ病が原因として労災認定した…(中略)…通院した医療施設のカルテには「月600時間労働」との記載があった。…(中略)…弁護士は「家に帰れないこともしばしばで、残業代が支払われた形跡もない」と指摘。7日連続で会社に止まったり、3ヶ月間休みがなかったりしたこともあったとしている。会社は「認定が事実であるとすれば予想外であり、判断理由も不明のためコメントできない」としている。

一ヶ月は24×30=720時間。それで600時間、会社にいたってどういうことだ?
アメリカで働かされた奴隷は「日の出から日没まで」であったから、それより劣悪な労働時間であり、絶句してしまった。

A-1 Picturesのホームページには腕組みをした強欲そうな顔をした植田益朗という男が掲載されている。恥を知るべきだろう。
どんな作品を作ったとしても、違法に作成されたものは価値はない。
それが世の中のルール。
作品を勝手にコピーする人間がいたら、違法だ訴える、とわめくだろう。
君たちのやったことは労働による付加価値を盗んだということだ。

かつてPVを作っている番組制作会社を覗いたことがある。
なぜか入り口で靴を脱がされスリッパ履き。紹介してくれた人いわく
「どこででも従業員が寝られるようにじゅうたんにしてある」
「これでも芸能界にコネがあるから仕事が来て、いいほうなんだ」

言ってることすべてがいいことだとは到底思えず黙ってしまったし、一緒に仕事をする気がその場でなくなった。

違法どころか異常な労働時間を「仕方ない」とか「徒弟制度のきびしさ」とかで思考停止してはいけない。
多くの番組制作会社がビジネスという観点をあまりにもないがしろにし文化祭ノリでやっているから、
発注者につけ込まれ続けている、と別の番組制作会社から聞いたことがある。

人が疲労で亡くなったのだから、その夢から覚めてほしい。

労働基準監督署は労災と認めるだけで、後はなにもしないのだろうか?

今後、この植田という男がどこまで責任を取るのか、逃げるのか追跡していきたいと思う。

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