HP, EPSON, CANONとも低価格なプリンターが販売されている。
どれくらい低価格かというと、本体が2万円しないのが普通だが、交換インクは6000円くらいする。
明らかにメーカーは本体で儲ける気はなく、インクで儲けるつもりだ。
低価格プリンターを使用するのは損か?得か?という記事を見ると、だから割高なので、コンビニで印刷すれば安い、ということになっている。
ちょっと待って欲しい。
低価格なプリンターといっても複合機といわれるジャンルに注目してほしい。
スキャナー、iPhoneからの写真の印刷、コピーといったことができる。
特にコピーを自宅で取れるか、わざわざコンビニに行くのかでは、家庭でのコピーの使い方がまったく違う。
受験期の子供は参考書を繰り返し勉強するため、莫大にコピーを取っていた。これなどはコンビニだったら面倒でやらなかったろうと思う。
iPhoneからいきなり印刷できるから、写真を簡単に配れる。これも家庭にプリンターがあるからだ。
そして、最大の問題のインクは、よく調べれば互換インクというものが売られている。確かにインクを追加する時に手が汚れたりすることはあるが、互換インクを使うと純正の交換インクは1/5くらいの頻度での交換でよいのだと思う。なんとなく1/4くらいの費用じゃないだろうか。
(逆にいえば、互換インクが出回ってない機種は買ってはいけないのである。)
家庭に複合機を置くと、生活は劇的に変わる。雑誌の記事のような表層的なものではないと思う。