東芝のRDシリーズのレコーダをもっている理由はセットトップボックスからの録画がしたいためであった。
今回、それはいらないということと、東芝のレコーダは壊れかけていたのであらたにHDDレコーダの購入とどうやってモバイルで録画を見るか、調べた。
最初に考える案は、HDDレコーダの内容をなんとかしてLAN経由でPCに持込み、iPhoneで見える形に変換し、iTunesから読み込ませる。
これは、東芝のレコーダで取ったものを「ネットdeダビング」で転送し、PCで画像変換し、iTUneに読み込ませていたのと同じ。欠点は番組の転送にやたら時間がかかり、次に画像変換のレンダリングに時間がかかること。
一方、テレビがパナソニックであり、一台、Diga(パナソニックのHDDレコーダ)をもっていて、テレビとの連動がラクなことを知っているだけに、東芝は避けたいところでもあった。
Digaのウェブサイトを見ていて、気になるものを見つけてしまった。
パナソニックのオンラインショップ限定のポケットサーバー。
DigaからSDカードで番組をダウンロードし、このサーバーにSDカードを指すとwifi経由でiPhoneで見られる。
もちろんiPhone側は専用ソフトがある。
おー、おもしろいね。で、価格は?12,800円。ちょっと高いけどいいな。
だって、SDカードなら転送も短時間だし、形式変換は俺がやらなくていいってことだよね。
と思っていろいろ見ていると、こんなものを発見した。
おやおやこれは、同じ製品のOEMでこっちのほうが5000円安い。しかもファームだけはソフトバンク版があり、Digaだけじゃなくいろいろ対応しているらしい。
よっしゃ、ポチッとな。
と購入した。
で、逆にSDカードでの持ち出しをサポートしている安いHDDレコーダを買った。(笑)スマートディーガDMR-BWT630(hdd:1TB)である。型落ちなので、PCボンバーで49170円だった。やすいー。
いまどきはなんでもBlueRayだけど、1TBもあればいろいろ取れることでしょう。
2番組同時録画とか、DLNAで家庭内LANから録画した番組を見られるとか、おもしろい機能がいっぱい。
でもって、よくウェブサイトを見ると中身はLinuxでソースコード公開してるのな。
偉いぞ、OSSのルールを守るパナソニック。ソニーに言い聞かせてやれ。
というわけで、Digaとポケットサーバーのペアでモバイル生活をすることにした。
使ってみると、難点もある。
ディスカバリーの番組を「持ち出し番組」として録画するのだが、その形式変換は予約録画終了後にチマチマ行われるため、すぐにはSDカードに入れられない。
また、ひっかかる人が多いらしいが、VGA画質でないと持ち出せない。
しかし、それ以外はUSB端子から充電とSDカード転送もできて便利。蛇足だが、このポケットサーバーのUSBケーブルが曲者で純正以外は充電できない。変な配線してるだろ。
一時、メンドクサクてやめていたディスカバリーを電車の中で見る生活が復活できて、うれしい。
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