年末から年始にかけて、モバイル・ファースト というモバイル用ウェブインターフェースについて書かれた英語の本を読んだ。
大事なことは、モバイルの台数はすでにPCを上回っていること。
そして、モバイルはPCにできないことがたくさんできること。
例えば、GPS、位置確定、どっちを向いて移動しているか、といったセンサーをもつ。
これはPCには考えられない。
そして、従来のPC画面にあわせて作った画面はモバイルに向かないということ。
モバイルは画面になんの機能かフォーカスしないと意味不明になる。
また、ほとんどのひとが片手間に、つまり道を歩きながら、電車に乗りながら、操作するので集中しないとわからないようなものはむかない。
片手なので指が届きやすいところと届きにくいところで配置スべきボタンが変わる、
などなどモバイルならでは考えなければならないことが多いのだ。
おそらく今、ウェブデザインなどを提供している会社はメチャクチャに仕事の内容が変わるはずだ。
ニュースサイトでも、これだけ違うのだ。
ウェブ画面を流用して、モバイルというのがいかに誤った考えかわかるだろう。
考えたみたらMicrosoftのWindows8はmobileとPCを同じ画面にしようとして失敗したといえる。モバイルにはないキーボードとマウスがPCのPCたるところなのに、無視してしまったがゆえに、あれほど使いづらいものになったのだ。