ITで遊ぶ

絶望的なUltraBook

この記事で写真だけ、パーッと見て欲しい。

まったくそこらにあるPC。これが今年の春から何十万円という値段であいかわらず出てくるらしい。

もともとパソコンってサブカルチャ出身なのに、なんでこんなに硬直的になっちゃったんだろうか?なんで、キーボードは絶対にディスプレイに固定されていないといけないんだろうか?ディスプレイが回転するとか言っても固定されていることには変りはない。

PCメーカは俺達がキーボードをなくすと心配しているのだろうか?

世の中が求めているものは、キーボードとディスプレイが着脱可能で数秒で立ち上がるPCじゃないのか?スーツ着た偉そうな人が、マーケティングデータを調べて他社を横目で眺めるから、こんなにおもしろくない製品しかできない。

スーツ着た偉そうな人は、Androidはケータイ用のOSだからタブレットPCは携帯電話の親類だという「マーケティングのセグメンテーションの罠」に見事にひっかかって、理解できないようだ。

セグメンテーションの罠ってあまり聞かないでしょうけど、私が思っていることで、例えば消しゴムを鉛筆で書いた字を消すことにしか使えない、とセグメンテーションを決めてしまうのか、消しゴムハンコ用や、ミニ四駆ブレーキ用や、おもちゃにもなるものを考えて、なんとか販路を広げてセグメンテーションをどうとでも定義しなおして考えられるかの違いを言っている。

話を戻して、使うほうからすれば、WindowsがとろいからAndroidでいいよと思ってるだけ。だから、OSX, iOSでもこだわっていない。まぁ、素人さんはAppleは「なんかWindowsじゃないんだよねー」くらいの認識みたいだけど。

Appleが素晴らしい会社かというと、そうは思わない。いつも言うように従業員の顔は見えない独裁暗黒帝国だし、App Storeでも人のアプリのアイデアを製品化して、そのアプリの販売を禁止したり邪悪なことをする。
でも、トガったものを出して、サービスも提供している限り、競合がこういう無難に思えるものを出して価格競争に夢中(利益を削るということだ)だからAppleは安泰だなぁ、と感じる。

そして気がついたらAppleが世界最大のコンピュータ企業になっちまってるのに、いまだに他社のスーツを着た偉い人達は、保守的な無難さにしがみついて、俺、私は偉いと言い続けていくのだろう。

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