雑感(日記)

また、崩れる「主婦の常識」

ライフハッカーによれば、食洗機より手洗いのほうが水が少なくてすむそうだ。

家電の宣伝っておもしろくて「主婦がサボれます」というと語弊があるので「お水が節約できて、エコ!」なんていうキレイ事がかぶさっていると買うのである。

同様の常識に、生協で売っているものは安心、っていう宗教があり、普通のスーパーより高いカネだして、毒入り中国産餃子を購入してしまったりする。たまたま運が悪かったのだが、高いカネだしているから安心というのは、普通のスーパーの努力を無視した話だと思う。

家電についてだと、今度は主婦だけじゃなく男でも一円でも安いものを買いたがる。価格コムなんか見て、出ている値段そのままで買おうとする
それって、そのぶん、返品とかサポートとかなにかしら犠牲になっているものがあることを理解しようとしない。結局、気に入らなかったり、わからなくなってから、騒ぎ出す。でも底値で売ってる店は領収書にきっちり免責条項書いてあるから、引き下がるしかない。底値で買うお客は神様じゃないのである。

そうするとメーカーに怒鳴りこむのである。パソコンなんかが典型的でワケもわからず、JのテレビCMでモデル落ちの製品をひとそろい買って、騒ぎ出す。

このように、購買と、メンテが切れているのが家電のおもしろいところ。

ウチの近所の田中電器が元気なのも、店先を見てると電球交換、クーラーの冷媒の交換っていうようなメンテが商売。すでに店頭に商品は形だけあって、ハナから売ろうとは思ってない。

同様に街中のパソコン教室があんなに大盛況だとは知らなかった。アビバが宣伝しなくなって久しいが、ベネッセが買って虐められているせいかと思ったが、もう宣伝しなくても生徒がガンガン来るからなのかな。これもサポートが別料金の例かも。

俺が子供のころは「安物買いの銭失い」ということを親に教えられ、捨ててもいいものか、長年大事に使うものかは峻別するように教えられた。いったい、いつどこでその日本人の伝統は消えたのだろうか。これって、永遠の定理だと思うんだけど。。。

関連記事

  1. 社会の変化は記事や雑誌にはめったにのらない

  2. 今の日本のビジネスの立ち位置

  3. 個人のスタグフレーション対策

  4. ライフワーク

  5. 船橋にシャネル

  6. 消えゆく秋葉原

  7. 性の仮想化

  8. 肩書がないと自信をもてない人