震災で、細々としか報道されないソニーのネットワーク事件。
しょうがないなーと思うのは、SONYはハッカー、いやクラッカーを著作権法で言うことを聞かせられると思ってたところ。
9.11以来、戦争は軍とゲリラの戦いに変わっている。
にもかかわらず、ソニーは法的な拘束力でハッカーをコントロールできると思ったんだろーな。なにもわかってない。
クラッキングはパワーゲーム。アメリカも中国もネットワーク専門の軍隊を持っている。
法律なんて、勝負がついたあとの話。
クラッカーをいつものように法的に拘束して好い気になってるから、こんなことになる。
残念だけど、潰れるまで攻撃は止まないと思う。相手はパワーゲームを仕掛けてきている。
そのうちユーザーのクレジットカードがおもしろ半分に、チョロチョロ、リークされるだろう。その面白半分にソニーは多額の慰謝料を払わされるのだ。(ついにアメリカの議会から追求されている。トヨタほどの対応がソニーにできるだろうか?)
ソニーは完全に敵の力を見誤ったな、と思う。
もともとソニーの著作権の主張って、自分の権利ばかり主張して好きじゃない。
PS2以降、Linuxを使ってその恩恵を被っているくせに、ひた隠し。そして、なんの貢献もしない。自分たちが書いたコードはヒステリックに著作権を主張するけど、その素についてはなんの貢献もしない。IBMでもHPでも、それなりに貢献しているのに、オープンソースに対する大企業の社会的意味がわかっていないようだ。
行動からすると「無料で使えてラッキー」くらいしか考えていないんだろうな。
今回の事件を元にソフトウェアとネットワークとオープンってことについて、よく考えたほうがいいんじゃないの?