ホリエモンが以下を見つければ、「企業してほぼ確実に成功する」といっています。
- 利益率の高い商売
- 在庫を持たない商売
- 定期的に一定額の収入が入ってくる商売
- 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売
これに関するコメントは後ほどします。
がその前に、本人がブログにこう書いているのに、「ホリエモン ビジネスネタ」とかでググると、ホリエモンが解説する4つの鍵、とかいうDVD販売が乱れ飛んでいます。これだけのことを解説されてもね。見つけて、具現化することがタイヘンですよね。ある意味、非常にまっとうなことですからね。こんなもんでDVD買って必死になって見てるようじゃ、ビジネスやろうなんて考えないほうがいいと思うよ。先が遠すぎる。
ホリエモンもわかって放置してるんでしょうね。
それでも、どういう商売がこれに該当するか、おもしろいので考えを進めてみようか。高いDVD買うより参考になると思うな。
真っ先に思い浮かぶのは、ゲームサイトですね。一万人くらい来たらウハウハ。その特質を見ると、人がたくさん来ても変動費がかからないものが好ましいことがわかります。どんなビジネスでも元手はかかりますが、それが商売の繁盛とともに増えることは好ましくないわけです。
ビル借りたり、社員雇ったりはするけど、それはお客が100人でも1万人でもかかる。その後、1万人のお客さんを投資せずに捌ければ、とても儲かりますね。
こういうように考えると、なにかレポート作って売るっていうような情報商材も好ましいわけです。でも、コンサルタントみたいに案件がないと死んでしまうような商売はダメですね。
蛇足ですが、大手コンサルティング会社のMとかBとか、君たちそんなに頭がいいのにどうして、コンサルティングなんていう手作りビジネスしてるの?本当は頭悪いよね、とビジネスマンとしては思います。
コンサルっていう名前をつけたがる、システムインテグレーションもダメですね。コンサルしたら後の工程が全部手に入るという、悪い男に騙されている良家のお嬢さんみたいな純粋さです。
在庫をもっているようで、持っていない会社は儲かりますね。たとえば街中の自動販売機。あれは売れたら、始めて取引成立で、販売機を置かせてくれている地主は一切、在庫をもっていないんですね。似たようなのに、某自動車会社が考えた悪魔のような取引ジャスト・イン・タイムがありますね。「必要な材料は工場の前で待っている、部品工場のトラックから取り出して、始めて在庫」なんてね。
サービス業は一般的に在庫もあまりなく、一定金額が入ってきますから、素晴らしいビジネスといえます。サービスの提供を機械にやらせることができたらもっといい!
ここはキモです。人間ってビジネスからすると、一番やっかいなんです。
サービス業の間違った例をあげます。
この間、売上10億円で従業員150人っていう会社を見ました。
某インテグレータの下請け企業です。社長はゴルフ三昧。このご時世にゴルフで仕事が取れるといってます。驚きました。付加価値のないに等しい、給与体系の差だけが存在価値の会社はそうやって、つてで拝むしかないのでしょうね。
私が社員だったら、派遣に登録します。そのほうが手取りは多いでしょう。この会社は役員が70歳近く、従業員の最年長が30歳代です。そうです。社員は世の中を知ると、あほらしさに気がついて社員は辞めるわけです。
こんな儲からない会社は、危険です。1社に仕事が偏っているのもホリエモンなら止めろというでしょうね。
それでもホリエモン理論からすると、儲かるのは付加価値の高いサービス業です。