すいぶん手間取った。理由はふたつ。ネットの情報が古いものも新しいものもグチャグチャで出てくることと、メッセージの気にしすぎ。
以下、OSX10.6.5のMacBookでNASはバッファローのエアステーションにUSBで繋いだディスク。(RAID 1の1.5TB)
- サポートされていないNASをタイムマシンで使うには「ターミナル」から以下のコマンドをいれる。
defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1 - 自分のパソコンのEthernetのMacアドレスを調べておく。ターミナルをあげているのだったら、ifconfigコマンドでen0:のところのether に 00:12:3s:dd:33:bf みたいな怪しい英数字の並びがあるので、それを控えておくか、ターミナルウィンドウをそのままにしておく。
- 別のターミナルから以下のコマンドをいれて、仮想ディスクイメージを作る。
hdiutil create -size 420g -fs HFS+J -type SPARSEBUNDLE -volname "Backup of MacBook" macbookname_MACaddress.sparsebundle
- -size は仮想ディスクのサイズ。一般的にTimeMahineは対象ディスクの1.5倍くらいがいいんでないの、といわれている。
- -fs ファイルフォーマット。ここではHFSのJarnaling付き
- -type SPARSEBUNDLE 仮想ドライブ
- -volname 表示上の名前 ファイル名
表示上の名前はなんでもいい。ここでは”Backup of MacBook”とした。大事なのは次でMacBookの名前(わかんないならシステム環境で共有のところを見ればわかるし、変更もできる)と_で結んでEthereNetのマックアドレスをだらだらと書く
(Airmacじゃないよ。) - 例:
hdiutil create -size 120g -fs HFS+J -type SPARSEBUNDLE -volname “MacBackup” Tsukasa-Mac_00201234BB5F.sparsebundle
- 出来上がったら、ホームフォルダーから目的のNASにピーコ(バッファローの場合、私はdisk1_pt1直下にした。サブフォルダーにOKかどうかは知りません。
- TimeMachineの設定で「ディスクの選択」を選ぶ。ここでNASのディスクしか出てきません。作ったディスクはリストされませんが、それでいいようです。
- 指定できたら、関門1突破です。次にバックアップを取ってみましょう。
なお、最初のバックアップはディスク全部の転送に他ならないから、ネットワークよりも一時的にでも電線つないでやったほうが速いと思う。
やってみると、必要な時に自動マウントされ、バックアップが終了すると自動アンマウントされる。つまり、本当に知らない間にバックアップが取られていく。そこは素晴らしい。
が、マシン名も固定だし、ネットワークごしだし、トラブルとタイヘンだけど、面倒臭くなってだんだん取らなくなるよりはいいのかな、と思い設定してみた。
RAID1のNASの真価が発揮できてうれしい。
さて、2日たってリストアの練習をしてみた。
お、Time Machineに入れない。しょうがないので、NAS内のSAPARSEBUNDELファイルをダブルクリックした。
しばらく待つとマウントされるので、そこでドライブを選んだら、無事に入れた。
よくよく考えたらこのバックアップの取り方は、オペレーションチョンボと万一のトラブルには耐えられるが、HDDを換装するとかいった場合は、NAS経由でリストアしていたら死んでしまう。
スケジュール作業の場合は、USB接続のDISKにバックアップを一度あげて作業するべきだな。
ネットでは次のコマンドで導入中にマウントできるとはいってるが、
mkdir /Volumes/timemachine
mount_afp afp://USER:PASSWORD@192.168.11.xxx/VOLNAME /Volumes/timemachine
バックアップは用途に分けて使う、だんだんサーバーの運用に似てきたわ。