毎日の積み重ねがふと気づくと世の中の変化が意外に大きいことに気づき、とまどう。
発表は1968年だが、大学生のころに読んでいた漫画。まったく有名じゃないけど、松本零士を語る上ではずせないと、個人的には思ってる。
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遠い未来。人間と変わらない女性型サイボーグとさえない男が秘密諜報部員で陰謀に巻き込まれるという設定。今から見ると多少変だけど、人間というものはいつもおかしく、悲しい。
それよりも、こういうモノを数十年ぶりに見ると、忘れていたこと、当時の感情などを思い出す。思い出すことも、道具があると違うのだね。
大学生のころ、世の中はもっと確固としていた。頭のいい人は卒業すると、銀行や商社に行く。バカな俺は「人の金なんか数えてられるか」と自分くらいが行けそうなところに当時はたいした競争もなく就職したのだった。
その後、金融自由化、バブル、構造不況となり、インターネットが出てきた。
大企業に勤めている人間は置いてきぼりをくった。想像以上の世の中の逆転になっている。ネットバブルしかり、飲食店のチェーン化しかり、ユニクロしかり。どれもいわゆる大企業とは無関係に進化した。
多くのことが起こりすぎ、変化が目まぐるしすぎて誰も全体はわからない。
ところが毎日を積み重ねていると、漫画を読んでいたころの「常識」が今でもあたりまえに思っている自分にがくぜんとする。その「常識」は上に書いたような変化で、すでに通用しないのに。。。
これ以上はよくわからん。書くのやめよ。