潜在意識の声を聞く

勝間和代と香山リカの対談というか、話題になったよねぇ。

でも、香山リカが言い切れてないことがあるよなぁ、と思って、最近ようやく言葉にできるようになったように思う。

それは、「人は理性のみで生きていない」ってこと。

カツマーって人たちの価値観は理性の価値観だと思う。だから、周囲の人間関係でのみ幸福度は決まる。お金稼いで、肩書きつくことが幸せ。最後には「常識でしょ。」となる。

その奥にある価値観に気づいているだろうか?人に大事にされたい、人に愛されたい、そういう心の飢えと理性が結びつくことで、「願望」ができていることは多い。そして真の理由は自分の中に深くわけいらないとわからない。その道程はなんと遠いことか。

香山リカがいおうとしていえないのは、人間の心の奥深さと願望というものが一筋縄ではいかないということだと思う。精神科医が相手にしている人間の動きは、理性のみでは語りきれない。フロイド以来の潜在意識、ユング以来の共通した潜在意識などをはずせない。この部分がなにを「考えているか」は理性は知り得ないし、自分の心を深く洞察した経験をもつ大人の発想だ。

こんなことから説明していたら、ディスカッションにならない。だから、香山リカはいつも議論では押され気味になるし、多くの人の同意を得ることは難しいと思う。でも、忘れないでほしい。彼女は資格をもった人の心の専門家なのだ。

私自身、代替医療にかかわっていると理性と潜在意識の食い違いによる葛藤が病気の原因になっていることを見る。世の中の技術は高度化し、個々人の自由度は大きくなった。外界がおもしろくて仕方がない。だから自分の内面を見る人はどんどん減っているように思う。

ものいわぬ自分との対話というものは、ものすごく大事なことなんだけどね。

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