サラリーマンのふり

いじめる(人間のダークサイド)

悪の遺伝子―ヒトはいつ天使から悪魔に変わるのか
っていう本があって、パラパラ立ち読みしてると「他者への共感」の著しい欠如が、世の中で邪悪な意図をもって活動していてヘイキな人(サイコパス)の特徴だという。
それはとってもわかるけれど、普通の人だってイジメに走る人はいるじゃないの。別に病的な精神状態じゃない人。あなただって私だって「人をいじめること」が気持ちいいから、やったことがある。なぜか?

よく「世間的に虐げられた人は、必要以上にいばる」といわれている。

いばる=権力

いじめて得られる快感は、権力を行使する快感、なのではないだろうか。

もちろん、いじめられた人への共感は欠如しているのは当然だけど。

女性が買い物が好きな理由のひとつに「自分の一存できめられる行為だから」ということがあるそうだ。
これも権力の行使がもたらす快感。

ここから「いじめをなくす」方法って考えられる気がする。(ご存知のとおり、大人社会のイジメのほうが子供の世界より多いし、陰湿だ)思いつくままに。

「権力より強い存在でいる」
いじめられるヤツがいろんな意味で強いこと。暴力でも知力でも強いことは権力をもっているので、いじめられない。

「権力を別で行使させる」
世の中の多くの権力をもった人(課長とかから)は義務を伴っていることを忘れている人が多い。きちんと義務を伴う権利を与えてみる。

「権力をふりまわしていることを自覚させる」
社会人で、もっとも多い言い訳が「会社のため」である。上位層の誰からも承認されていない、自分の思い込みの「会社のため」は、言い訳に過ぎないことが多い。

などなど考えてみた。

関連記事

  1. 金融エリートの没落

  2. 営業が必要ない時代、という話

  3. 十把一絡げの危険性

  4. 「無謬性のロジック」という言葉

  5. また、アニメ制作会社のブラックぶり

  6. 結局、三菱商事に拾われる?ITフロンティア

  7. 革命のなかった日本のおかしさ

  8. 案件の構成要素