「メインフレームの本」を出します。と、3月の上旬に宣言し、4月となりました。予想以上の速度で売れているようです。な、ん、と。書店によっては在庫切れです。すごい!みなさん、ありがとうございます。
さらにamazonでは「中見」ができるようになりました。地方で本屋にない、本屋に行けない方、ぜひ、見てみてくだされ。
関連サイトメインフレームで遊ぼうというサイトは、アクセスがさらに増加しています。一日にコンスタントに400人(ページビューじゃないですよ。)がアクセスに来ます。そして、土日、休日は閑古鳥が鳴く程度。みなさん、仕事のために真剣に見に来られているようです。
ほとんどレスがつかないのも、人付き合いが苦手なエンジニアが多いということがよくわかります。「ウェブになんでも載っている」と思っている間抜けがエンジニアにいるとは思いたくないです。こみいった話については、本を書く意味があるわけです。
過去20年以上、メインフレームの市販本はなかったとはいえ、それより前の本だって大学の授業か、IBMの研修の抜き刷りみたいだったものでした。今回、私が監修した本は以下の点を差別化ポイントとして意識しました。
- Windowsを知っている人間が取っ付きやすくした
- 国産OSについても記述した
- MVSからz/OSまで広く網羅した
- 開発、コマンド、ユーティリティ、メンテナンスとすべての業務を想定した
- 実務で知っておくべきことに重点をおき、単なるマニュアルにならないようにした
- 自宅で試せるようエミュレータが簡単に動くようにした
どれも、従来になかったと思うし、それが組合わさるとどんなことになるのか。おそらく、学習期間は大幅に短いと思われます。そのせいか、意外に新入社員向けに、ご購入いただく会社さんもあるようです。
高いという声もあります。が、このような本を出版して売れるかというリスクを考えるとあの値段にならざるを得ませんでした。1万円以下を高いといって購入をあきらめる方は、しょせんその程度の熱意しかなかったのだと思います。
仕事でメインフレームを扱う人、関係する人、ぜひ、買ってください。会社での購入をお勧めします。内容が2、3年で陳腐化すると思っていません。長く使えますので、よろしくお願いします!