Mac OSX 10.3.9を使っている。購入して半年たった時に次のバージョンが出た。Blogに「アップグレード処置もないなんて、ひどい」と書いたら、自称「正しいことを教えてくれる人」達(俺から見たら単なるアップル・マンセー人)から、「アップルにお金を払って黙って買うのが正しい道です。つべこべいうな」とたくさんご意見をいただいた。非常に多くの人にソフトのアップグレードに金を払わんのはバカといわれた。それ以来、俺の考えは間違ってるのだろう、と思っていた。
が、世の中はそう思ってない人も多いようだ。OSXのベースはDarwinというApple独自のOSだがFree BSDを基盤としている。そのFree BSDにはパッケージ管理ツールportというものがある。Linux, Free BSDではパッケージ管理ツールで次のバージョンへグレードアップできる。使いたいものを導入し用済みソフトは削除できる。それが今のUNIX,Linux界のデファクト・スタンダードだ。WindowsやMacが時代遅れだ。 もっともOSX版パッケージ管理ツールを作った人々もおり、ツール名をMacportという。
もっともアップル・マンセー人からすれば、OSXにそういうパッケージ管理ツールがついていないことも、Appleが正しく、カネ払ってGNUソフトを買いたいんだろう。アップル・マンセー人からするとMacportは天敵かも知れない。あやうし、Macport。狂信者につぶされないことを祈る。
さて禁断のツールであるMacportの使い方だが、
どこかのアングラ(ウソ)サイトからインストールしてください。次に
export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH
を.bashrcに書いておく。そして、
sudo port selfupdate
sudo port sync
をやっとく。ソフトウェアリストは定期的にアップデートするべく、syncはしょっちゅうやったほうがいい。
rubyの古いバージョンはOSXにふくまれているが、アップデートはされていない。portコマンドでやれば簡単に更新できる。(Javaは少し古いタイミングでアップデートされるよね。)
sudo port search ruby
で探せる。
インストールは、
sudo port install ruby
アンインストールは
sudo port uninstall ruby
こうやってきれいにライブラリーの管理ができるのだ。Appleが放置しているソフトウェア管理をportはやってくれる。ちなみになにいれたかわかんなくなったら、
sudo port installed
すでに導入されているパッケージには重要なものがいーぱいあるから消さないようにね。
さて、rubyを削除してPHPを導入するか。