私について

高尾司といいます。千葉県船橋市に長年、住んでいます。
1960年生まれですから、もうジジイです。

ITという言葉が出現する前から、ずっとコンピューター産業で仕事をしてきました。日本IBM(17年)を振り出しに、ピープルソフト(2年)、プライベートカンパニー(2年)、NTTコミュニケーションズ(7年)、セキュリティ会社(2年)、SAP Global(15年)と転職しました。
ほとんどの期間を外資系で過ごしました。おかげでこの産業の歴史はかなり知っているつもりです。

IBMでは日本では珍しいメインフレームOSのテストが最初の仕事でした。
OSは周辺機器の制御をしますから、社内で人には言えないテストやそのための知識をたくさん身につけることができました。
営業所に変わった先は金融で、当時の富士銀行様が担当でした。SIもいくつかやりました。
その後、閑職になったので、SIをやっていたころERPは素晴らしいなと思ったので、ERPの会社に転職しました。ここでUnixの勉強が始まりましたっけ。
ERPの会社のごたごたを離れて、SIをやることになりDelphiで業務を書きました。
経営陣とうまくいかず、新しいことをやろうとしていたNTTコミュニケーションズで今のデータセンタービジネスのはしりのようなことをしていました。
再び閑職になり、昔の上司の引きでセキュリティ会社に入社したのですが、企業経営を見るのは勉強になりました。
そして最後はなぜかSAPの本社(グローバル)のマネージャのもとで15年働き、サポートビジネスについて日本のパートナー企業にお邪魔する仕事をしていました。

IBM出身でプログラムを書き続けているエンジニアは珍しいと思います。
プログラミングこそがコンピューターを自在に使う技である、という信念は40年に及ぶエンジニア生活で揺らいだことはありません。

なんてものを書き続けてきました。
本業は途中からプログラムとはあまり関係ないのですが、レンタルサーバーというおもちゃのおかげでスキル維持はできたと思います。

2023年にサラリーマン生活を終了しました。

現在は、株式会社マインド・クラフト株式会社うみねこカンパニーの代表取締役をやっています。
現役のエンジニアとして自分のビジネスのためにハードウェアを設計し、載せるコードを書いています。

私にとってエンジニアは職業というより、生き方なんだと思います。

残りの人生は、「人の役に立つ自分」のために働きたいものです。とくに若い人のために。

このブログはサラリーマンをやりながら会社をやっていく過程で見つけた知恵などいろいろ書いています。
自分にとっての忘備録です。やったことの詳細を覚えていられませんが、こうして手順を書いておくと、とても便利です。
「あの時やったけど、細かいことは忘れた」がなくなるからです。
でも他の人が参考になることがあれば幸いです。