みんながやってるからこそ、ヤバイ

By ttakao, 2017年11月13日

最近の学校はどうなのか知らないけれど、俺が小学生のころはみんなと同質であることが理想とされていました。

もともと俺はヘンなところがあるので、学校で「なぜ、そうするのか?」と聞くことが多かったのですが、以下の4つの返事で答えはもらえず殴られることが多かったのです。

  • 理屈をいうな
  • 目上の人間に逆らうな。
  • 若いんだから言われたとおりやれ。
  • 常識だろ

どれも思考停止であり、殴られても疑問をもった小中学生時代の自分を抱いて褒めちぎってやりたいものです。

庶民だからこそ、思考力という財産を使わねば生き残っていけません。
バカは食い物にされるだけです。そして借金払えず犯罪者にされたいですか?

世の中は政府がらみで騙してくることも少なくないのですよ?
例をあげます。

大学:もうすぐ表面化しますが、完全に私立大学は余っています。問題が表面化しなかったのは、進学率を引き上げたためです。「Fラン」などと言われて久しい大学が生き延びているのは、学問なんかにまるで興味がない若者が「みんなが行くから」就学したからです。
カネもなければ、(本当は)勉強する気もない若者が奨学金というローンを組んで、なんでもいいから大学に押し寄せたため潰れるべき私立大学も今まで生き延びてこれたのです。
しかし本格的18歳少子化(120万人を下回る)が2018年から始まります。
バタバタ私立大学が倒産しはじめます。
すでに少子化で学歴なんか必要なかったんですよ。

ちなみに何度も書いていますが、オックスフォードもハーバードもMITも教育で食ってません。
今の日本の大学のビジネスモデルが時代遅れなんです。倒産するのは自業自得。全然かわいそうじゃない。

住宅ここらへんに詳しいがすでに首都圏の労働者人口は減っています。
その中で新築タワマンやもっともアホな「投資用マンション」を買わせることで、首都圏だけは大丈夫なような雰囲気を醸し出しています。
しかし事実はもっと急速に、お客の見込みとなる労働人口はすでに減っているのです。
不動産投資の本が大量に出回っていますが、すべてババつかみを募集しているのです。
少子化を考えたら儲かるわけがありません。広尾ガーデンヒルズあたりの物件を買い漁るなら別ですけどね。

投資しなくても、こういう時代に35年ローンで家を買うなどあまりにも惨めな計画です。
例えば、3000万円で家を買ったとしましょう。不動産が1500万円、家屋が1500万円だと仮定します。
35年ローンの総額はざっくり倍。6000万円です。
財務省からほとんど無料で仕入れたカネで銀行は期間が長いとはいえ、3000万円もぼったくるんです。
銀行が住宅ローンについて愛想がいいのは当たり前です。
なんせ日本の住宅ローンは担保の価値がさがろうが、本人が全額弁済しなきゃなりませんからね。リスクは限りなくゼロ。俺が住宅ローンやりたいわ。

ところで家屋の減価償却期間は法律で22年までとなっています。35年ローンを払い終わるころには住めていても価値としてはゼロと算定されます。いくらあなたの自慢の家でも壁が汚かったりしたら、「更地にするためのカネをくれ」といわれます。
昔は土地の値段があがったから、途中で転売できたんです。
今は買った瞬間に転売しても80%くらいでしか売れませんよね。(20%は住宅会社の広告費)
それはともかく総額6000万円で土地だけ1500万円(値下がりしたらもっと悲しいことになる)の価値のものを買うプロジェクトということを誰も教えないのです。

しかも固定資産税やらなんやら取られ放題。
借家で下北でも住んで、飽きたり収入が減れば気軽に引っ越すほうがマシじゃないですか?

いかに無知が罪かわかります。

しかも最大のリスクは「35年ローンを払い続けられる収入が続くのか?」です。
しばしばわけがわかっていない人がいう「借家の賃料払うぶんをローンの支払いでどこが悪い?」への解答です。
あなたは35年、今よりも給料が常に上がり続けるとなぜ断定できるのですか?
東芝の従業員が東芝を恨んでいますが、そういうものなんです。
古巣のIBM社員で今は遠い20年前のバブルで焦げ付いた株のカネを退職金で返済する夢も希望もない奴、夫婦でものすごい分不相応な住宅ローン組んで辞められないでしがみつく、なんていくらでもいます。
そしてカネがないから家庭内がギスギス。
おやおや、幸せになるために住宅ローン組んだんじゃないの?

これが自分の身に起きないとなぜ思うのでしょうか?

住宅販売会社が雰囲気しか言おうとしない理由は、家計上、どう考えてもメリットがイマドキはないからなんですけどね。嘘かほんとか知りませんが、リクルートのSUMOの編集部で持ち家の人はいないらしいですよ。

さて、

今年中に厚労省が音頭をとって副業が解禁になるらしいです。

大事なことは「なぜ大組織で一生を終えてはいけないのか」に詳しいのですが、大企業に長年務めるほどメタな知識はなく世間知らずになることをイマドキの若者は知っているのです。

ある企業の専門家になってしまったら別のビジネスなんてムリじゃないですか。

通勤で新聞しかもってないおっさん。勉強する気なんてサラサラない人。ひたすらゲームかくだらんLINEばかりやってるお局様。若者から「ああはなりたくない」と思われてますぜ。

この記事では「起業」とありますが、そのとおり資本主義社会のことをひととおり学んだ「優秀な」ビジネスマンなら起業できないはずがありません。

にもかかわらずたいていのおじさんは「俺は仕事ができる」と自惚れて公言しているのに、なぜかひとりでビジネスするとなるとからきしダメ。
「俺はマネージャーだから」と手も足も動かない。それじゃダルマさんです。そういう安易な道に自分を導いた結果でしょ。
今後、そんな人は日本の大企業でも不要になるでしょう。海外の企業の追い上げがきついですから。

そういえば百貨店がまた低迷しているようです。自分達でなんの努力もしないで起きた中国人の爆買いが未来永劫続くと思っていたらしいです。
それで調子にのってMoziku GinzaとかGinza Sixとか建て替えたのです。どこまでおめでたいんだろうか。

そんな経営ならラ・サール、灘高や開成高校あたりの生徒のほうがマシな経営しそうですわ。
百貨店の経営陣の無能っぷりからすると従業員の程度も予想できますね。
「アパレルは利益率が高いからぁ」とか「俺、私はバイヤーなのよ、ツンケン」といって安易なほうにひたすら流れつづけ、百貨店から女の城に変化させて、ぼーっとしている間にUNIQLOやGAPにフロアーを乗っ取られ、ZOZOTOWNやAmazonに客をもっていかれ続けているわけです。

銀座にはブランド直営店が乱立。みーんな百貨店を見限ったようです。
おそらくほとんどが外資系ですから、収支を計算したら新しく借りたほうが安かったんだと思います。

いまさら「ECサイトが必須」とか言っちゃってローテクSIerにお金払ってバグだらけの低機能ネットショップ作ってもらってもAmazonになれるわけないです。これも繰り返してますが、日本のSIerにたいしたシステムは作れません。とくに流通業は悲惨。
百貨店の右往左往っぷりはおかしくて今後も目が離せません。
予想通りのアホなことを社として「決断」してくれて「エッエー、それやっちゃうの!」をやってくれる。
従業員、管理職、経営陣が一度も外の空気を吸わないから世間知らずなんですね。

 

本論です。

収入を増やしたい人はサラリーマンを続けていてはいけません。

このブログでなぜ起業をすすめるかというと、資本主義の階層においてビジネスオーナーが頂点だからです。

どれだけ大企業の役員であろうが、日本国政府の役人であろうが、その組織は組織のものであって個人のものではありません。
それはいつかは滑り落ちるしかないことを意味しています。
会社の事業がうまくいかなくなると、責任と退職の椅子取りゲームが始まります。
いい年したおっさん、おばさんがおもしろいくらいにせまーい世界で真剣に踊ります。
本人は自分の失脚は世界の一大事のつもりでしょうけれども、部外者からしたら「で?」てなもんでしょう。どーでもいい。

圧倒的多数の人が他人からの視線を気にしてるからこそ、昇進や肩書を気にするのです。
でもその根拠となる企業は愚かなことを繰り返し、縮小、倒産するほど時代の変化は早いのです。

ビジネスオーナーは資本主義の頂点ですから、定年もなければ組織の要請に従う必要もありません。本社の国を変更すれば(パナソニックみたいに)、日本国政府の言うことも聞かなくていい。
うまくいかなければ自分の責任。

真面目にサラリーマンとしてビジネスやって、会社の仕組み、世の中の仕組みに考えを巡らせれば、当然出てくる結論です。
そこで「いいところに転職したい」という人は、野望はあっても起業するだけの力量が自分にないことを知っているということです。限界を知ったんだから、もう少し謙虚になってくださいね。

起業の危険性を元に脅す人もいます。
その内容のほとんどが、他人と同じことをするフランチャイズに手をだしてみたり、競合が大量にいる業種に手を出してみたりです。

日経アントレプレナーが数百円であなたの味方をするわけないです。あの本は広告主のフランチャイズの味方に決まってるじゃないですか。
フランチャイズがいかにえげつないかはその気になってみればいくらでも当事者がネットに書いているのに、フランチャイズ本部のおねえちゃんの言うことを鼻の下伸ばして聞いてメロメロ。

考えればわかることです。
新しい場所にお店を出して儲かるかどうかはわからない。その後、競合ができるかもしれない。
だからあなたがフランチャイズ店長として特攻するのです。
儲からなければあなたがべそをかいて終わり。本部は痛くも痒くもない。
あなたが儲かる店を作ったとすると面倒なことになります。
本部は日本人らしく「こんなものは誰でもできる」とあなたのお店の側に直営店を作って、あなたを潰しにかかります。
「いくらなんでも、上場企業がそういうことはしないだろう」と思うならせめて調べてみてください。
大手のフランチャイズはたいてい「被害者の会」がありますから。

それでも俺は生き延びられる?と思っているなら、どうして独立しないのですか。
気の利いた男はフランチャイズなんかやらないで、やりたい仕事にバイトで入って少ないといえどもお金もらいながらノウハウ盗んで独立してますがな。

お金と自分の得意分野をもとに客の問題を解決し、後から追っかけてこれない参入障壁を用意したビジネスを作るってのは起業のイロハです。

「みんなと同じことをやっていればなんとかなる」とか考えている人はサラリーマンマインドが抜けていないということです。それは「起業」じゃないです。カモ。

周囲の人がやっているとおりにやっているとおりにやっていては、明日はないのが現代の日本です。

ここまでいろいろ書きましたが真理はただひとつ。

 

絶対儲かる方法をアカの他人に教えるものか。

 

安易な道には、どこかにあなたをはめる罠があるのです。
しつこいぐらいに「なぜ?」と考えましょう。
「◯◯さんを信じます」と論理を人の信義の問題に変換して、思考停止した時点で負けは確定です。
当たり前のことです。がんばりましょう。

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