企業の利益はあがっても、労働者はあえぐ

タイトルのとおり。

利益が出た出た、空前の利益とか新聞によく出ているけど、

企業が従業員にカネを払わないことを覚えた成果だと思う。

ものすごく当たり前の話だけど乱暴にいえば、

売上高 – 原材料 – 人件費 = 利益

 

人件費を減らせば利益は大きくなる。

かつて企業は儲かっている時にはボーナスという形で企業は従業員に報いたが、

もはやボーナスは形だけで、株価の低下対策に回すのが昨今の流行りだ。

それで経営陣の続投を狙う。

なんだかやるせない。

ニュースには出ないが、銀座などは完全に復活し、企業の上級従業員は会社のカネで遊んでいる。

しかし、それは絶対に一般職、契約社員、派遣労働者には回らない。

銀座からわずか20キロ東に行けば、今日も派遣労働者がバスの前に長い列を作っている。

言い方を変えると利益を株主(他企業、外人投資家)に還元しても、家計に回ることはなく、日本の内需に貢献しない。

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最近、通勤で感じることがある。

電車、エレベーター、どこでもみんなスマホばかり見つめている。

そしてどんどんそこにいる「知らない人」に無関心になっている。

知らない人が暴力をふるわれていようが、

「知っている人」にウケるために、

写真を取るだけで、助けはしない。

インターネットの中では架空の世界、仲間とだけ会話し、

違う価値観の人と出会うことはめったにない。

(それでも意見の相違で、殺人やいやがらせが起きるが)

他人への無共感、無関心がみんなの間に急速に広がっていまいか。

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そこで出てくる言葉が「法律に違反していないからいい」

この「いい」はおかしくないか?

法律って最低限のルールであって、

それは推奨される「いい」ことではないと思うんだが。

法だけだと、モラルも倫理も死ぬ。

断っておくが、宗教で倫理観まで縛られるのもどうかと思うが、

倫理観のない人間は死んだも同然だとも思う。

現代の日本人には倫理観に乏しいがゆえに、他者と自分のかかわりなど考えたこともないのではないか。

なんだか日本全体がモラルのない、恐ろしい方向に進んでいる気がする。

日本企業は完全におかしいと思う。

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