誰も言わないFXの掛け方

By ttakao, 2012年12月5日

このページは大分前に止めた、FXの掛け方について、ひとつの理論を記します。
一生懸命やれば儲かるかも知れません。類似のものは見たことないです。

が、注意書きをよく読んでください。

 

FXのリスク

FX取引をやるということは、別にインターバンクの為替市場に自分が介入するわけではありません。
ここを間違えないでください。
業者がインターバンクを反映した数字を見せて、それで業者と売り買いをするトータルではゼロサムの博打です。
こんなものをなぜ金融庁が許しているのか不思議です。
世界中でやられているからなのかな?
つまり、業者が信用できないデータを出したり、肝心の取引をスリップさせたりすることは常にあるのです。

そして以下の観点を入れてもダメな時はだめです。(だから、公開の場に置いてるんです)


次にいわゆるFXの必勝法について、すべてさらいます。これは、2年ほど前に書いた記事を移動、修正しました。

テクニカル分析について

使われれる手法は株式と同じです。
FXをやる多くの人がテクニカル分析の算出根拠を知らずに、手法を単に組み合わせて「当たる、はずれる」といっているのには驚きました。そして、数値が将来と違うと「ダマシ」だという。???いや、計算式は正確でダマシたわけじゃないでしょう。
それこそが、金融工学が教えるところの「過去のデータをいくら分析しても将来はわからない」ですよ。
以下、メジャーなテクニカル分析

移動平均線(ふくむMACD)
「平均に帰着する」という暗黙の前提があるが、これはファンダメンタルな変化(いつ、どれくらいはわからないが)による新しいトレンドを否定することに他ならない。
RCI
日にちを順位と見て、株価の値段を並べて、順番とどれくらい関係しているかを調べている。RSIなどと発想は極めて似ている。
DMI
むつかしい計算をしているようで、上がり幅の数値化である。これくらい複雑だと、パッと価格からの導出理由がわからないので、へんな動きをした時「なぜか?」がパッとわからない。事実上、役にたつと思えない。
ボリンジャー・バンド
本当にボリンジャーがどう考えていたかはわからないが、統計学の誤用である。移動平均が正規分布の平均だと過程し、一定期間の終値との差を偏差と捉える。終値が偏差という根拠がわからない。経験則であるのならば、常に調整が必要であろう。だから、2σを超える現象は上がりすぎ、下がりすぎをふくめて5%しか起きないはずなのに、しょっちゅう起きる。せめて、高値、安値を偏差とするべきだろう。
四本足
一定時間内の、始値、終値、高値、安値をいう。もともと、株価の一日の取引を見やすくするために作られた。これをFXのような24時間市場を移動しながら、値付けされる世界の時間足などに展開することに、私は激しく疑問に思う。取引は30秒、1分、30分、一時間、2時間、4時間(チャートの四本足のよくある範囲)という時間を意識しては行われない。この時、始値と終値にどれだけの意味があるのか疑問である。
実際、トレンド線の引き方を教えているところは、みーんな高値ー高値、か、安値ー安値、を推奨している。始値、終値を重視する計算式には、あまり賛同できないなぁ。

さらにテクニカル分析でヘンな点

時間軸

週、日、月、の切れ目は人間が意識するため、明らかなトレンドの変化が起きる。この線は大事なのに、ほとんど無視されている。不思議だ。

トレンドとカンタンに言うが

ただ、上記のテクニカル分析で重要なことがある。ほとんどの人がグラフを作り、傾向(トレンド)を発見しようとする。これはとても人間らしい行為だ。

一方でコンピューターでトレンドを見つけるのは至難の技である。トレンドをひとつの数値で表す指標は存在しない。たとえば、RSIは30%だと売られすぎ、70%だと買われすぎ、ということは、どこにでも書いてある。しかし、計算すればわかるが、30%から50%に向かう過程(だんだん買われている、ということ)の数値については、なんの評価もないのだ。これは、グラフを目で見れば誰もがわかるが、コンピュータで処理する場合はそうはいかない。

おそらく、FXの本格的なシステムトレーディングをやっている人はほとんど市場に存在しないのではないだろう。
エクセルなどでのバックテストをやっているというものをいくつも見たが、テクニカル指標の比較であり、トレンドを軸に考えたものは見つからなかった。本当はやっている人はいるはずで、マクロなんていう単純なものでは無理で、VBAで開発していると思う。

専門家は上のようなものを使わない

幸い大手町で働いていたので、金融街の本屋を攫うチャンスがあった。「ブラックショールズの方程式」などの本が置いてある金融工学の書棚にいくと、上記のような指標の解説本は皆無である。いわゆるノウハウ本のところのみに散乱する。いわゆるテクニカル分析というものは、プロはまったく見捨てている方法ではないかということがわかる。

以上より、「儲けている人はいそうな痕跡はあちこちに見かけるが、肝心なノウハウは公開されていないし、FX業者が提供している指標は本当に役立つというよりも、一般的なものを揃えているに過ぎない」と感じた。ノウハウ本の著者はもちろん印税で食べており、儲けたことはウソではないだろうが、すでに続けられなくなっているのではないか?

本当にFXは予測不可能なのか?

違う。
これは俺の周囲の何人かの人に話したことがあるが、経済学のイロハで金と為替の関係を貿易論で習う。
古典的には通貨の価値は金の価格+運送費で決まる。為替が実体と乖離したら、金を輸送したほうが貿易決済には適するからだ。

金はモノの代表選手だ。なぜならば、腐らず保存できて量の割に価値が高い。あらゆるモノの中で最も通貨に適している。つまり金の価格と為替は無関係ではいられない。これは金のみならず貴金属一般に言えることだ。

金を持ち出している時点で頭のいい人間ならわかるだろうが、金価格のトレンドと為替のトレンドは見事に一致する。もちろん、金価格自身も通貨の影響は受ける。
しかし、どこまで上がるかわからない、どこまで下がるかわからない、といっていることは嘘で金価格の制約を受けるというのは、FXをやっている人間には福音ではないだろうか?

トレンドの計算方法

以上のやり方をコンピューターでやるならば、次のようになる。
1. 金価格確認
各国の金1トロイオンスの通貨を比較し、仮想的な為替レートを決める。この数字と実際の為替が大きく乖離することはない。
2. 為替価格が30分、一時間、で同じ傾向を示していること。なぜならば、その方向に進むだろうという予測のもとに売り買いをする。
 トレンドはいろんなスパンの数値を終値との最小二乗法にかける計算するしかない。4時間、2時間、30分、5分が一致すればさすがに一定の方向だと考えられる
3.ジャッジ
価格が上昇しており、かつ、金より高い場合、見送り。
価格が上昇しており、かつ、金より低い場合、「買い」
価格が下降しており、かつ、金より高い場合、「売る」
価格が下降しており、かつ、金より低い場合、見送り。

ロスカットは直近一時間の最高値、最低値くらいか?

限界

通貨も金も事件に過剰に反応する。
こういう時は即座に店をたたむしかない。

サンプル

最後になりますが、私の金価格の計算例です。

各国金価格から出した今の為替理論値(金価格はECBのものを使っているはず)
(以下はちゃんとPHPでサーバーで今、計算して出してますからね!)

金価格のトレンド
Gold Chart

補足:儲け話を公開する奴はいない、おかしいぞ、と思っているあなたへ。
私は自分の興味を持てないことをしてお金が入ってきても、うれしくない人なんです。

2 Comments

  1. Propfrom H より:

    金の記事、読ませて頂きました。
    大変参考になりました。
    今、契約している流動性サイドが金の現物の売買に伴うカバーの判断を依頼されておりますのでとても参考になりました。
    FIX API に関する記事も読ませて頂きました。
    少し前の記事でしたが大変参考になります。
    私の方のFIX エンジンに関する仕様書も一度観ていただきたい位です。

    とても参考になる記事ばかりなので今後も楽しみにさせて頂きます。

    敬具

    • ttakao より:

      一時、興味をもって研究した結果です。
      参考になったと言っていただけるだけで、うれしいです。

      投資に向く方は投資をすればいいし、事業に向く方は事業をすればいい、と私は思っています。
      私は事業に向いているようです。

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