迷走する投資信託

By ttakao, 2011年8月20日

退職金を運用しろ、と言われている人も多いと思う。以下、参考になれば。

ちなみに俺は7月の終わりで、いったん、全部、元本保証のものに突っ込んだ。8月2日以来、予想通り大きく下げている。

銀行がすることがないので、盛んに投資信託を無責任に勧める。無責任と書いた理由は以下のとおり。

  • 今の株安値は景気というより、アメリカ国債を始めとする債券の暴落を防ぐために、各金融機関が金を株から債券につっこんだせいだと思う。
  • なぜならば、アメリカの信用は揺らいだのに国債は下がらない。これが当たり前だと思ってはいけないだろう。各国、大量に持っているアメリカ国債の価格が下がったら偉いことだ。田中宇さんが前から警告しているとおり、債券はまさにインフレバブル状態
  • ハイ・イールド債ってみんな意味がわかってないが「危険だから利回りが高い。今はその危険がリアリティをもつ」
  • 外貨は、ドルはダメ、ユーロはダメ、レアルはバブルかつ主要な貿易相手はアメリカだからもう終わり、人民元はドルに共産党がペッグしているから実態がまるでわからない。となると、オーストラリアドルしか運用先は残らない。博打でトルコリラ
  • ところが投資信託も非常に奇妙なのは、オーストラリアドル建て新興国株式投資ってのはないのだ。おかしいだろ。
  • ということで、本当は金の現物を買うのが一番だが、なぜかこれも銀行は扱ってない。

要するに銀行は零細預金者が財産を増やす手段は用意するつもりもない、ってことがよくわかります。

8月いっぱい、9月に傾向がわかるまで、投資信託はお預け。株価の乱高下はサブプライム前とまったく同じ、いや、アメリカ政府が金をもっていないので、もっと悪く、私は感じる。

長期的にドルが持ち直すだろう、というのは今のアメリカの庶民の実態をまるで知らないから考えることじゃないだろうか。

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