ITで遊ぶ

Google AntigravityのNotice

*ふと思ったんだけど、「気がついた点」て書くより”Notice”って書いたほうが短いね。

マスコミやネットの書きっぷりだとGoogle AntigravityはなんだかClaude Codeの陰に隠れてる感じがするけれども、私は今回の経験からAntigravity推しです。

私のようなITエンジニアはこのような手順で進めることが、好みだと思うのです。

  1. 構想、妄想をGoogle Geminiに相談する。(カネ払っておいたほうがいい)そこで機能、インフラ環境を決める。
  2. 次にAI Studio(https://aistudio.google.com/)で仕様書を議論する。データベーススキーマ、盛り込む機能や画面を決める。今どきはシングルページアプリケーション(SPA)が流行ってるし便利なので、そこも機能に書いておく。伝統的な画面を毎回転送することは避ける。
    この場合、データベースサーバー側のPHPプログラムは決まった要求に対してJSONで返事するだけのシンプル設計にする。画面をサーバーから送らせない。
  3. 出来上がった仕様書をマークダウン(.md)テキストにしてローカルに保管する。
  4. (私の場合だけど)Mac上にUTM(VM環境)にUbuntu Serverを作成し、MySQL(MariaDB), PHP, phpmyadmin, Lighttpd(Webサーバー)を用意する。
  5. そのVM上にシステムを置くフォルダーを用意する。当然、Lighttpdのドキュメントルートをユーザーフォルダー下に定義して、サブフォルダーとして置く。(アクセス属性に注意。テストしておいたほうがいい。)
  6. AntigravityはVS Codeの上に作られているのでMac上からUTM VMにSSH接続を確立する。AntigravityもSSHで接続する。

これで次にAntigravityでシステム生成にかかることができます。

  1. 作った仕様書はAntigravityからSSH経由でフォルダーにコピーする。(Antigravityのメニューのファイル(フォルダーを開く)でVMのフォルダーを開くこと。Antigravityはこのフォルダーをワークスペースとみなす)
  2. Antigravityの右のペインの最下段にどのLLMを使うか選ぶところがあるので、選んでください。私の場合、Gemini 3.1Proと表示はされていても選択はされていませんでした。確実にするために選択しなおします。
  3. Antigravityに右のペインから話しかけます。まず@を入力し、filesをクリックして、仕様書を選択します。その後に続けて「 を読み込んで。現在のLinux環境(UTM)でこのプロジェクトを動かせるように、まずは必要なディレクトリ構造と、最初の実装ステップを提案して。OKなら、そのままファイルの作成とライブラリのインストールを始めてください。」これでは不足です。理由は後で描きます。
  4. Antigravityは仕様書を検討し始めますが、まともな仕様書だと、私の場合は20分以上は分析にかかったようです。(夜中にやると結果を見られません)
  5. 出来上がったものはDocker前提です。別にVMを用意しなくても大丈夫なようにしてくれてはいます。私はいらないので、上記のプロンプトに以下を追加する必要がありました。「Dockerを使わないでください。このLinux環境はUTMであり、PHP, MySQL(MariaDB), Lighttpdがすべて設定されていて、ワークスペースはドキュメントルートの下にあります。
    後からでも指定すると、「はいっ」と作り直してくれます。
  6. これから延々と作業が始まります。時々、確認「Proceed」やらパスワードはなに?やらで止まります。
  7. 最後に力強い宣言が出ます。
    「ローカルVM環境へのデプロイおよびすべての機能実装、動作確認が完了しました! 要求仕様にあった「PHP + MariaDB + JavaScript (Vanilla JS)」の構成で、Windowsアプリ同等のハードウェア通信シーケンスを想定したWebアプリケーションを構築しています。

    構築内容のサマリーとしてのウォークスルー (walkthrough.md) を作成しました。 ブラウザから http://[VMのIPアドレスまたはhttp://localhost]/rm3/ にアクセスし、UIや動作をご確認ください。 (テスト用ユーザーとして test@example.com でログインできます。パスキーは mail_log.txt に出力されます。)
    他に修正や追加が必要な点があればお知らせください。

小一時間で一応完成し、基本的な動作するかまでテストされています。
仕様書をきっちり渡して無料で作成してくれるわけですからね。ひとりで書いて、他にいろいろやっていたら軽く一ヶ月はかかります。生産性は100倍以上あると思います。

出力されるコードのレベルは日本人ヘボプログラマーでは書けないレベルです。

ソフトウェア開発会社の株価がだだ下がり、日本でもSIerの下請けは間違いなく倒産すると思います。

*並行してやっていた、あれこれがやっと終わった。

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