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BRICSの共通通貨は人民元か

ほとんど報道されない話。

最初にお断りしておく。米ドルが基軸通貨である事実がある。
基軸通貨は簡単には変わらない。
基本的な話だが、ドルで決済をするということは貿易において価格をいったんドルに換算して決済をし、各国の通貨に戻すということだ。ドルに換算して決済をするメカニズムはスイスに置かれた大きくはないシステムSWIFTだ。

グローバリゼーションの中で、BRICSはこのシステムを今まで使ってきたのだから、よく知っている。
そしてブロック経済化を進むBRICSでもっとも大きな国である中国は人民元の力を着実につけている。
CIPSというシステムをご存知だろうか?日本語では「人民元国際決済システム」つまり人民元を使って国際決済する中国銀行のシステムは、2015年からすでに稼働している。

一方で、中国は大量に金を保有しているという話が伝わっている。中国銀行が10トン買った、20トン買ったとか言っているが信用できない。中国は年間に300トン以上の金を算出している。

もともと中国の統計データはすべて信用できない。GDPの成長が5%だとかなんだとか、どれも政治的な意向で数字を捻じ曲げているから信用できない。呑気に中国の統計を信じている人がいるが、データを見続けていれば矛盾だらけなのがわかるのにな。
今は景気が悪いから失業率はついに嘘でも出すことをやめてしまっている。共産主義とは都合の悪い数字に「政治的配慮」から立ち向かわないで逃げる。個々人はなんら救済されない。

金については、おそらく基軸通貨を目指してアメリカに次いで数千トンをすでにもっていると推測するべきである。

人民元が金との兌換を始めたら、ドルは大幅に安くなるだろう。

そして、この記事を書いた理由はインドネシアがついに人民元建て国債を発行したらしい。これはブロック経済における基軸通貨への第一歩といえるだろう。

ほとんど報道されないこれらの情報だが、今どうするかではなく投資の機会として人民元市場は目が話せないということだ。この間も書いたが、グレート・サウスは全世界のGDPの40%だ。
株を始めとする金融商品は現在いくら稼いでいるかよりも、どれくらい成長するのかという期待がカネを集める。
日本は西側諸国ということになっているから、BRICSの報道はされにくい。しかし個人としては、こと金融に関しては「儲かるならどこでもいい」
アメリカが世界の警察を止め、ブロック経済化しつつある世界の情勢から基軸通貨が複数存在し、その中のひとつは人民元であることは避けられないと思う。

個人的には日本円は信用があるのだから、TPPなどでは基軸通貨のひとつになればいいのだが、そこまでの実力は日本銀行にはないかもしれない。
金?日本はその気になって掘ればいくらでも出てくるみたいだよ。この間書いたことを繰り返すけれども、一般的には主要な金鉱山の金が枯渇したといわれている。しかし、戦争中に金鉱山整備令により金を掘ることを止めさせられたからという説があるし、ついこの間も鹿児島でトンあたり30グラムも出るとんでもない高品位の鉱脈が見つかっている。(一般的にはトンあたり1グラムで採算にのる)
くだらない余談だけれども、金は重い元素なので簡単に生成されない。中性子星や超新星の爆発によってできるというのが学説だ。核融合炉では可能かもしれない。

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