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【警告】Arduinoはもはやオープンソースではありません

今年2025年10月にArduinoはQualcomに買収されています。なんか面倒なことが起きなきゃいいがな、と思っていたらやはり起きました。

QualcomはArduinoのユーザーにジャイアンしたいようです。

記事オープンソース電子機器プラットフォームのArduinoがこっそりと利用規約やプライバシーポリシーを書き換えて死につつあるという指摘

指摘しているのはオープンソースハードウェアの雄といっても過言ではないAdafruit
記事を読めばわかるけど、なにかArduinoで作って売ってたら、訴えられてもおかしくない法的リスクが存在します。
記事自身では「Adafruitの主張の一部は正しくない」としていますが、問題はそこにありません。いつでも規約を変更してQualcomのビジネスに貢献させるぞ、という態度にあります。
もともと今年出たモデルArduino Uno R4にQualcomのチップが使われていたことに違和感はありました。
Qualcomは上場企業です。Arduinoを買収したことが自社ビジネスに有利になると株主に説明する必要があります。もともとArduinoは大学の教育用からスタートしています。私企業とは技術を囲い込み、大学とは技術を共有する場です。水と油なのにArduino Foundationsはなぜ売却したのか。正直、お金がほしかったのでしょう。ならばユーザーは別のボードに移るしかありません。
BroadcomのVMWareの買収もそうですが、ハードウェアメーカーがソフトウェア企業を買収すると、やり方が乱暴だと思います。ソフトウェアの世界は共存共栄を目指しますが、ハードウェアメーカーはお客を殴りつけて勝つか負けるかしか考えないようです。
アメリカの市場は肌で感じることはありませんが、日本のIT市場ではVMWareは完全に悪者です。大企業は長いつきあいを望んでいますから、相手が信用できないとなると切り離します。数年でVMWareは日本市場を失うと予想しています。Arduinoも同じ道をたどることでしょう。
Arduino Uno R3は在庫があるから使うけど、今後はESP32(made in China)を使うことになりそうです。幸い開発環境はVSCodeという強い味方がいるので、問題ありません。

 

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