雑感(日記)

ついに来たキャバクラの衰退

最初にお断りしておきます。以下は単なる私の意見です。
読んで「もてない男が」で始まる批判はいらないです。それをいうなら世の中は圧倒的に「もてない男」が多数です。普通の男性の意見をバカにするほうがどうかしていると思います。

大学生のころ、父は営業職だった。それでキャバレー(昭和だからね)やクラブにおつきあいで行っていた。当時、私は父に聞いた「そういうお店で女性の機嫌とってお金払ってなにが楽しいの?」父は答えた「おまえはまだ若いからわからないんだよ」

この疑問はそれ以来、ずーっと続き、つい最近まであった。自分がやがて銀座のクラブに行き、キャバクラに何度か足を運んでも疑問は解けなかった。そういうところの空気を読むためにはメチャメチャ気を使わなければいけないので、疲れ果てるのである。私は文句をいわれない客だった自信がある。絶対にホンネを出さずに期待どおりを演じてたからな。

2024年は男女の間の価値観が変わった年として記録されると思う。以下が起きた。

婚活市場から男性が消えた(らしい)
当然である。恋愛できる男女は婚活する前に結婚してしまう。恋愛が苦手な男女が婚活する。にもかかわらず、日本の女性は世界一プライドが高いから女性慣れしていない男性をボロクソに批判する。(なぜか男性は女性をボロクソには言わない)もともと結婚自体が個人としては得ではないことが知れ渡っているので、男性は早々に婚活市場から脱出し独身ライフを謳歌する。残されるのは、ATMを探している口の悪い稼ぐ能力のない年増女となることは当たり前だろう。
もともと私が恋愛や結婚を考える世代だった1980年代でもこういう女は結婚できていなかった。自省できない人間は孤立して当然だ。

牛角が食べ放題を「女性半額キャンペーン」したら「男女差別だ」という批判がネットに流れるほど沸き起こった。

川口ゆりとかいうフリーアナウンサーが「男性の体臭」についてボロクソ書いたら、所属事務所から契約解除された。ネットでの評価によれば、男女同権の今、男性になにを言っても許されるという風潮は消え去っているのに気づかなかった愚かさということのようだ。男性はみんな気づいてるけど、生理の時の女性の臭いをバカにしたりしない。

キャバクラに通う人口が半減している。
そもそもキャバクラは海外にはない(私調べ) カネ払って女性の機嫌を伺い「疑似恋愛」を楽しむ? 本来の恋愛だってイヤで逃げているし、お酒を飲まないイマドキの男性にとってこれほどタイパ、コスパの悪い遊びはないだろう。今年から女性が男性を選ぶのだから、女はなにをしてもいいというルールは消え去った。
このブログでは繰り返し書いているが、企業が接待費でキャバクラやクラブの支払いを簡単には認めなくなっている。自腹切って行くか?となると話は変わる。コロナ以降、明らかにサラリーマンの遊び方は変わったし、なんだかんだで若者が後を継いでいくのだから変わる。
ましてや水商売特有の田舎ルールを知らないとバカにされる場所に誰が行きたいと思うのか?おカネ払うなら風俗行ったほうが、きちんとリターンがある。ちょっとでいいならガールズバーでええやん、になる。

AIによる試みもβテスト段階のようだ。例えば(ここ

ようやく日本人男性の目が覚めたようだな、と感じる。
「男女同権」と女性があれだけ叫び続けたのだから、当然の結果だろう。男女同権とは女性にだけ特権が許されることはない世界だ。ついていけていないのは他ならぬ日本人女性なのだと思う。権利を主張するということは、自立して義務を果たすことが前提にある、と小学生でも習う。「私はか弱い女ですよ」は同権という思想の前には意味をもたない。義務と権利という価値観の前では無能でなにも貢献できない人間に発言権はほんの少ししかない。大きな義務を果たした者が大きな権利をふるえるのだ。

歌舞伎町が廃れ去る日はそう遠くないと見た。私が生きている間に起きそうだ。「新宿スワン」みたいな風俗には男が必ず集まるという前提になにも疑問をもっていない頭の悪い男女が淘汰されていくことを願う。
私にとっては長年の疑問がようやく解決しようとしている。

酒という麻薬物質とセックスという本能を組み合わせたビジネスは長年、最強のビジネスモデルだと思われた。しかし、人間特有の「人間関係」というハードルが年々高くなり、払う金額に受けるサービスがみわなくなり、お客さんが行かなくなったということだ。高いカネ出して、店の女に酒飲ませて寿司食わせて、休日はゴルフ行くほどして、ご機嫌取って、SNSでバカにされるなんてゲームに参加する男はマゾヒスト以外いるわけがない。
ましてや不同意性交等罪なんていう危険極まりない法律があったら、うかうか素性の怪しい異性と恋愛なんかできない。時代は変わる。客をバカにしていた風俗女は芸能人同様、活動の場が年々せばまり、濡れ手に粟の報酬はもらえなくなるであろう。極端なAV業界を見ればわかる。1981年に愛染恭子が初めて本番映画を撮った。ギャラは数百万円だったと記憶する。ものすごい勢いでギャラは下がり、愛染恭子の後輩たちは数十万絵もらえているのだろうか?

この手の話で思い出したが、いわゆるビジネスエリートウーマンはホストクラブを嫌う。あまり知られていないが事実だ。私が知っていた彼女達は全員同じ意見だった。「だって話題がくだらないことしかないし、彼らって頭悪いもん」

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