ITで遊ぶ

LastPassやめてGoogleパスワードマネージャにした

長年、ブラウザーのユーザーIDとパスワード管理にLastPassを使っていました。
5年くらい使ったかな。

不満があったのはベーシック認証に対応していなかったこと。それ以外は満足してサブスクしていたのですが、去年末くらいから挙動がおかしくなってきた。
ユーザーIDの入力欄が複数ある場合、うまく対応できなくなってきた。
以前はぜーんぜん問題なかったのに。

サブスクのサービスって思うんだけど、Evernoteもそうだったけど、だんだんおかしなサービスになっていって、今まで動いていたものが動かなくなる。

そのうち競合がでてきて乗り換えられてしまう。競合はシンプルであることが多い。LastPass vs. Google パスワードマネージャ、 Evernote vs. Notion

クリスチャンセン教授の書き残した「イノベーションのジレンマ」は本当に真理だと思う。
どの会社も毎日、その製品をカイゼンしようとするから、だんだん自ら深みにはまっていき、ユーザーが評価していたシンプルな目的を忘れるのだ。

データの移行はLastpassのエクスポート機能を使って、CSVにして、最初のURL,ユーザー、パスワードを残して残りのカランを削除し、新しいCSVを作る。それをGoogleパスワードマネージャにインポートして終了。

とても簡単にコンバージョン終了。

 

関連記事

  1. いまでもIBMについて感心することのひとつ

  2. ベイズの定理

  3. 木村岳史が「忖度オヤジ」をあぶり出した

  4. ハッカー、セキュリティエンジニアと法律

  5. 木村岳史さんのおっしゃる「IT棄民」

  6. 伝統的な統計学は別に最強じゃない

  7. これからIT業界で稼ぐ方法

  8. Gmailに届かない