以下、自分の白日夢なので他人が読んでもなんの参考にもならないです。。。
Netflixなんかで古代帝国の興亡史を見ていると殺し合いの歴史だ。
チンギスハンは二千万人殺したとか、その子供のオゴタイハンも負けちゃいない。
オスマン・トルコのメフメトIIとワラキアのドラキュラは何十年も殺し合いをした。
中国の金はそれはそれは残酷な殺し方をしていたので、ずーっと周囲の国に恨まれていた。
人類の殺戮ってすごく奇妙だと思う。
古代は現代の比ではなく、霊的な世界を信じていた。魔術はリアルなテクノロジーだった。
当然、殺したって魂は残ることを知っていた。
ところがたくさん殺す。殺しても魂は消えないはずなのに。
今よりはるかに地球上に人類は少なかったのに、権力者の手の届く限り殺したのだ。
そして殺す対象はいつも人間だ。ネズミやクマを必死になって殺すわけじゃない。
殺す対象の人間に敵国だ、男だ、なんだと属性を見つけて殺す理由とする。
その人が本当はどうかなんて関係ない。
女性に対しては常に暴行と相場が決まっている。
それは女性を苦しめたいというよりも辱めたい。自分の性欲も満足させたいという、いささか歪んだ感情をおおっぴらにしている。
野蛮な時代から時代は下って現代になったが、、、
先日「人間はなぜ戦争をするか」でオキシトシンによる共感が外部の敵を生むという説明もあったが、やっていることはたいして変わらない。
ロシアがウクライナを侵略する、という意味は、ウクライナに澄んでいる人を殺戮して空き地にロシア系の人が住むということだ。
イスラム教原理主義者がテロをするという意味は、正当なイスラム教ではなく自分たちに都合のいいようにデフォルメしたイスラム教に則って、他人を殺戮し恐怖を巻き起こし、女性を支配するということだ。
なぜ、人類はこんなに文明は進歩してもずーっと野蛮なのか?
襲撃を企てる人間こそ、恐怖をもっているからではないだろうか。
裏切られるかもしれない、ならば殺してしまえ。
そう考えてしまったら、自分以外すべて殺し続けるしかなくなる。
オキシトシンのやんわりした作用なんて、恐怖の前には吹っ飛ぶのではなかろうか。
よせばいいのに、宗教をマジで信じてあの世では讃えられるぞ、と洗脳され自爆テロをしてしまうバカもいる。
自分に愛情をくれる異性はいない。だから体だけでも自由にしたい。
そう考えてしまって、自分の変態性欲を世の中に広く知られてしまう行動を起こす。
殺戮で恐怖をばらまいた後、敵が自分に服従したという証拠は食料などの産物や奴隷を「税」という形で取り上げる。
同じようなことは別段、国と国の争いに限らない。
2023年の夏、ビックモーターというパワハラ、違法行為の巣窟だった企業が崩壊しつつある。
しかし、もっとも驚くべきことは1973年から2023年まで50年も犯罪が多くの人が知るところにならなかったことだ。
これは会社という帝国内ではなにをやっても事実上は許されるという風土が日本にもあるということだ。
違法行為すらやらせる徹底的な支配をするために、殺人以外ならなんでもやっていたのだと考えられる。
そういう行為をやってしまった、なにも言わなかった、今、ビックモーターに残っている社員も同罪だと思う。
さらに規模を縮小して、会社のフロアや家族でも同じ手法が取られていることがあるということだ。
日本人は内部告発を組織への裏切りと捉えるから自浄作用がめったに働かないことがまた証明されてしまった。
内部通報した人は少なくとも組織を騒がせたというよくわからん理由で、その組織を去るしかなくなる。
文明が進歩しても、人類は根本的なところはまったく変わらず、あの手この手で殺戮を続け、恐怖で支配する方法を取りつづけるのだろうし、それを黙って受け入れてしまう。
イヤだと思ったら規模はともかく戦争をしてどちらかがどちらかを支配するしか解決策はないのだと思う。
こう考えると「話し合いでわかる」なんてごくごく限られた解決策なのだとわかる。(解決しないとは言っていない。戦争は外交の失敗の結果だと孫氏も書いている)
毎年、原爆投下された日に「核兵器の廃絶を」と訴える人は多い。
私は机上の空論であってまったく現実的じゃないと思う。
もし、アメリカもロシアもインドも「そうだね」と言って核兵器を廃棄したとする。
そうすればならず者国家の北朝鮮やパキスタンは核兵器を利用して周辺国の国民を殺戮するぞ、と脅しにくるだろう。
それが人類の歴史だ。
なんで「核抑止論が破綻」しているのか、さっぱり理解できない。誰か教えてくれ。