私、mac miniの2014をもってます。
時々、記事を書くんですが、Linuxインストールしてみたり、やっぱりCatalinaインストールしてみたり、SSDに換装してみたりしてきました。
そして「なんて中途半端な」とけなしながら、工作室でYoutubeやiTunesの音楽を鳴らすことに使ってました。
で、最近、気がついたんです。
「Mac Miniってそういう風に遊ぶためにあるんじゃないの?」
というのも、ふと思いついて屋根裏に置いてあるMac MiniとVNCでリモートデスクトップを共有できるようにしてみたら、いろんなことができることに気づきました。
メインのiMacはスリープ状態でも、ずーっと動かしていられるのですよね。
たとえば、これ
過去に家の外から自宅のサーバーにつなぐって何度も試みたんだけど、おもしろいことがないんですよね。
むしろロリポップが先日リリースした、OWNクラウドなんてものをセットアップしたほうが、レンタルサーバーのいい使いみちだよな、と思います。
(これに似たようなCGIを作ってniftyに提案したら、却下されたことがあるわ。俺もいろいろやってるね。)
vncの設定をしていて気づいたんですが、MacからVNCアクセスすると、”コンピューター名”.local とするとつながることが多いです。
コンピューター名とIPアドレスの解決は通常はWindowsのNetbiosを使わないといけないのですが、Macの場合はBonjourという素晴らしいサービスがあります。
(巷ではWIndowsもiTunesをインストールするとBonjourが導入されると書いてあります。)
このあたりの話って何十年もコンピューターネットワーキングにたずさわっているおじさんには簡単だけど、新規参加した若者は追いつくための勉強が必要です。
悪いのはコロコロスペックを変更する、M$です。
話を戻して、Bonjour 使うMacの環境ならVNCのターゲットもビックリするくらい簡単に繋がります。
言い換えるとWindowsのVNCクライアントを使っても、Bonjourがないとコンピューターを発見するのが難しいです。
そして、体感的にMac同士のファイル転送はめったに切れない感じがする。今までいろんなNASを使ってきたけど、大きいファイルや大量のファイルを転送するとネットワークが切れることが普通だったのだけれども、Mac同士のファイル共有は切れにくい感じがする。
ということで、Mac同士だと画面共有とファイル共有はアホみたいに簡単だから、Mac miniを使って長い間かかる仕事をさせるとめちゃMac miniの意味があるというお話でした。
でね、こういう「macっていいよね」っていう記事書いていると、NTTコムで働いていた時代の、とっても優秀だった課長の金指さんを思い出すんだよね。
以下、故人の思い出なので辛気臭い話しがイヤな人は読まないでほしい。。。
もう時効だろうし、ネットに記事を書かなければそれはなかったことになりそうな気がする。過去に私の父のこと、恩師の大川勤先生のこと、エンジニアの大先輩だった三輪正喜さんのことを書いた。
書いて思い出すことで、故人は我々の胸の内に生きている。。。
金指だってそうだった。
NTTコムでいろんな仕事をされていてから、私の部下になった。
最初は左遷されたと思っておられたようだ。
なぜならば、ネットワークの会社でサーバーをやる、という話だったから。
でも、それがNTTコムのチャレンジだし、絶対に成功させようぜ、という話を一生懸命したら、すごく協力してくれた。
そして、彼とは「mac最高!」って話でしばしば盛り上がった。
でも、彼は趣味が登山で、ある年の年末から正月に山に登り、吹雪の中、帰らぬ人になってしまった。
私はそういう人を一生忘れない。だって、忘れたら彼の存在がなかったことになるから。
こうやって機会があるたびに思い出すことって、センチメンタリズムではない。
故人への敬意としてやり続ける。