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金融工学とマスマティカ(Mathematica)

絶対に誰も振り向かないであろう、金融工学の本があります。

もう亡くなった私の恩師の大川勉先生が書かれた「エクセルとマセマティカによる実践的ポートフォリオの構築」という本です。

私は大川先生が大阪市立大学で教授になられる寸前にゼミに入りました。
たしか私が4回生の時に教授になられたと記憶しています。
一応、俺、ゼミ幹事やったんだよな。
小学校から大学まで、いろんな先生に習ったけれど「このひとは私の先生だ」と思えた初めての人でした。
もともと日商岩井に勤められてから、大学の先生になったと記憶しています。
それゆえ、実学を非常に重んじておられました。
私が知っている知識の財務諸表の読み方や統計の基礎は先生の元でスタートしました。
ベイジアンは当時は手が出なかったな。
初めて覚えたプログラミング言語FORTRAMも先生の元で学びました。
同時に桁落ちについて初歩を学んだのもこの時でした。
それからずーっとコンピューターのプロをやっているのですから、先生には感謝をしてもしてもしきれません。
仲のよかったK君は商社に行ったんだっけ。

この本は2002年発行、今から18年も前やん。

計量経済が専門の先生にしてはめずらしく、これでも入門書。
昔、もっていたのですが自炊を知る前で売っぱらっており、また中古本を買い直しました。
これは自炊できない数少ない本ですね。

マセマティカとは、数式を計算してくれるソフトです。
そんなのより、Rがいいという声もありそうですが、マセマティカが有料だと思っている人、実は無料で使えます。

Raspberry PIに搭載されるRaspbian OSには無料でついてきます。

ちょっと前に、俺、Raspberry PI 4B 8GBを購入したので、これで動かして勉強してみよう。
亡くなった師の後を追って考えを確かめるってちょっとだけ誇らしい気がする。
ずっと気になっていたんだよ。

追記:ちなみにRaspberry PIでSSHやVNCをつなぐことはメチャ簡単。
あちこちに手順が出ています。

結果、Macからデスクトップ接続できました。

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