雑感(日記)

女性評論家って

本人達がなんという肩書を名乗ろうが、やっていることは女性評論家だよな、と思う人々がいます。

ここでは、勝間和代とちきりんを挙げたい。

言うまでもなく勝間和代はマスコミに持ち上げられて勢い良く出てきて、最初のうち、言い換えると自分の専門について語っている時はよかったのです。
範囲を広げはじめた途端、あまりの人間の薄っぺらさに多くの人が失望し人気も凋落しましたね。

「自分はいい女」風な本が出版された時は、世間に対して丸裸になっているくらいの恥ずかしさをこちらが感じました。

時系列に出版した本のアマゾンの書評を見れば、その凋落ぶりはわかります。
(いろんな人の書いた勝間和代に関する記事を検閲統制して歩いていたのも有名な話である。
このブログも検閲されたことがある。)

昨今は、勝間和代のマネをしていた「カツマー」はいい年した大人の女がかかったハシカのようなものだったと世の中は認識していると思います。

 

ちきりんは勝間和代のようにテレビには出ないが顔を隠したまま言いたい放題であるネットのカリスマです。

ご存じない方に正体を紹介すると、元マッキンゼーの人材コンサルです。
(複数の確認方法があり、ほぼ間違いない)

言い換えるとエリート街道を驀進してきた高学歴、高収入女、コネもたっぷりな人なのです。

勝間和代とも面識があるようで、同族ってことです。

書いていることが専門のサラリーマンのキャリアパスのうちはよかったのですが、だんだんボロが出始めました。

例えば「悩みどころと逃げどころ」なんていう本では、「学歴なんて関係ない」説を学歴がなくて苦労した人にこんこんと説く、という愚をおかしています。

Amazonの書評の中に、ちきりんの商売は「人の不安を煽ること」とありますが確かにそちらにシフトしているような気がしてなりません。

顔を隠したままの言いたい放題がどこまで通用するかわかりませんが、そのうち叩かれて消えていくのかな、という気がします。

ここで終わると「女叩きかよ」と言われそうなので、女性の評論家で尊敬している人をあげます。

荻原 博子さんです。

経済評論家というより、家計評論家といったほうがいいかもしれませんが、

長年活動されていますが、観点が「庶民のため」からぶれない。

大風呂敷も広げないし、問題を提起しても解決案も同時に示してくれる。
評論家の鏡のように感じています。

ついで

最近感心した本は山﨑元さんの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」

細かい理屈を抜いて、要するになんなんだ、に集中した本です。

あらゆる金融理論はインデックスファンドを超えることは困難であることを示しています。

したがって、山﨑さんのおっしゃる「上場インデックスファンドTOPIX」と「ニッセイ外国株式インデックスファンド」に尽きるという説はごもっともです。

さらに、住宅ローンのバカバカしさもご指摘どおり。
銀行員や証券会社員はお客に損させることしか考えていないのもご指摘どおり。

巷の本、雑誌でインデックスファンド以外勧めている評論家って絶対にファンド側からお金もらってると、私は思います。

経済評論家で本当のことを言う方は少ないですから、萩原さんと山﨑さんは貴重だと思っています。

 

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