起業

ハーブビジネスってヤバすぎる

ちょっとハーブについて資格取得のための勉強、市場調査していたんですが。。。

ハーブを利用して起業しようという方がおられましたら。。。よほど気をつけてください。

よく見かけませんか?

ハーブからチンキやハーブ水を作って「肌にいい」などの触れ込みで販売しているお店。
メルカリで「どくだみ チンキ」で探したら出てくるわ、出てくるわ。

完全に薬機法違反です。
捕まったら廃業覚悟でやるのならいいですけれど。

違法なだけに儲けは大きいです。

  • ハーブを売ること、材料を売ることはOK。
  • ハーブの効能を語ることはOK。

でも、これらをあわせてやると途端に違法となり、認可のハードルが跳ね上がります。

また、ハーブから化粧水、チンキなど加工して売ることは「化粧品」の範疇に入り、化粧品製造業の認可を県など地方公共団体からとらねばなりません。

自分で製造せずに企画して売るだけでも「茶のしずく」石鹸みたいに、なにが起きるかわからないこともあります。
だから化粧品製造メーカーは大規模に実験するわけですしね。

(追記)最近はメルカリなんかに「雑貨」と書いて出せばいいという浅知恵が出回っていますが、事態を悪化させる危険性があります。買う人が使って体調が悪くなり保健所に相談に行かれてしまえば業務終了です。「雑貨を使うなんて」なんて言い訳にもなりません。
こういう話は多く、自分でお菓子作って無認可で売っている人がいますが、保健所に相談されたら終わりです。食品の無許可営業は見つかれば2年以下の懲役または200万円以下の罰金です。出来心でやったとしても犯罪は犯罪です。無罪にはなりません。女性でも犯罪は犯罪です。無罪にはなりません。大げさに思いますが法律での刑罰は意外に重いということを知ってください。

製造認可を受けている会社は必ず、化粧品製造販売業(許可番号 )、化粧品輸入販売業(許可番号 )という感じでのっけています。

無許可でハーブ加工品作って(どくだみハーブ水、とか)500円とか3000円とかで売れば、なんの元手もかからないので、それはそれは相当にボロい儲けです。

やっている人が身近にいれば、ぜひ、保健所にチクりましょう。不法に金儲けして楽しそうにしている犯罪者を許してはいけませんよね。

だから大手のハーブ屋さんはハーブのセラピスト講座などで卒業生を作り、ハーブを消費させる仕組みを作る必要があるわけです。

しかし生徒が学んだこと(ハーブを使ったマッサージとか)をお金を取ってやれば違法となります。つまり、
ハーブ系の資格って取得しても稼げない資格、ムリに稼ぐと違法なんですよ。

ハーブについて話したり、ハーブそのものを小分けしてお茶として売ったり(これは都道府県によりますが、許可がいらないことが多い)する人は山ほどいるため、競争が激しすぎます。

競合者が多すぎて、労多くして益少ないビジネスという感じです。

人の口に入れたり、体に接触させたりするものは薬事法、医療機器の縛りがあるため要注意です。

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