金貸しの金利が「利息制限法」で20%までになったため、サラ金が傾いてしまったのはご存知のとおり。
ついでに都銀の収益源が大きく減った。知らない人は、有名サラ金会社の親会社を調べなさい。
さて、利息制限法に基づくということは、あぶない人には金を貸さないわけで、専業主婦とか収入がない人(いや、旦那の金を好きにしているとはいえ、これとそれは別)には貸さないことになった。
が、パチンコ、ギャンブルで穴を空けた人はなにがなんでも金を手当したいわけで、そうすると当然、ヤミ金のお世話になる。
こういう世界ですな。
で、ヤミ金さんが二言目にいう論理は
「借りたものは返せよ。」
で、闇金のくせに人のあるべき道を説く。
でもね、それは違う。だって、日本でも自己破産っていう制度があるし、世界的にはロシアもアルゼンチンもデフォルトって名前で借金踏み倒した。
日本でもJALとかがやらかしてくれた「債務放棄」って借りたもの返さずに踏み倒している。
もちろん借りたものは返したほうが、周囲の人も気持ちがいい。
でも、返せないものを返すために自殺してしまったりするのは間違っている。
これを読んでくれている人で借金をしている人にいいたい。
「借りたものは返せたほうがいいけど、ムリなものはムリ」
わかってて貸したほうにも責任はある。
こういう時代ですから、もっとしぶとくなってください。