たまには、こんな本はどうだろう。
スピリチュアル系の本が嫌いな人は、おそらく辟易するだろう。でも、私はビジネス書や思想の本というものは、自分の信念(自分の考えを支える考えというべきか)が成長しているのか、間違っていないのか、振り返るためにはいいのではないかと思っている。。。。溺れたら格好悪い。年配で免疫がない人は中村天風にはまる人は多いようだけどね。<br>この本も難解ながら、「自分が大事なら、他人のことを思いやれ」と一見矛盾したことを書いている。こういう考えは不況の今だからこそ必要なように思う。
経済的に大変な時代だからこそ、他人を思いやる考えが大事なのではないだろうか。車の販売が少ないから青年をリストラする。ますます車を買う人がいなくなる、という縮小のスパイラルに入っている理由は目先で自分がいい思いをしたいからではないのだろうか。
巷で「引き寄せの法則」というジャンルの本が流行している。苦々しく思っていたのは「すべてはあなたの思ったとおりの世界」という。それは、幼児で虐待されたり、殺されたり、不幸な病を背負ってしまった人を差別する考えに繋がる。さらに悪いことに「自分が思ったようにモノを得られればいい」というモラルなき振る舞いを助長するように取れる話をする。
そうじゃない、とこの本は宣言する。詳細は書かないが、私は始めて高いモラルを示した「引き寄せの法則」に出会い、スッキリしたので、表芸のブログでも書いておくことにした。