サラリーマンのふり

世界に向かって「風評被害」っていってたら日本は消えるよ

日本の食品の輸入規制が続いている報道で、「風評被害」と書いている

おいおい、冗談じゃない。日本の食品の放射能規制値は世界一緩いのだ。週間SPAによれば

新潟で、水田やコメの放射能汚染問題に取り組んでいる中山 均市議は言う。

「チェルノブイリ事故後の輸入食品基準値でも370Bq/kg。また、原発構内では、放射性セシウムが100Bq/kg以上であれば、『低レベル放射性廃棄物』として処理施設で保管するレベル。いくら『暫定』とはいえ、主食のコメの規制値としては高すぎます」
(中略)
チェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシの規制値は、パンが40Bq/kg、飲料水が10Bq/kg(日本は200Bq/kg)など、日本よりもずっと厳しい。また、子供の食べ物に関してはさらに厳しい基準値が定められている。

チェルノブイリより100倍も緩い規制値で他国に売りつけようったって相手国からすれば、勘弁してよ、だろう。

「風評被害」って自分たちの村で叫んでいても、世界中から無視されるだけ。TEPCOはすでに最も責任にルーズな会社のひとつとしてPublic Eyes Awardsを受けている。日本村の権力も海外では無力ということだ。

アメリカでは”spreading uncontrolled radiation into the countryside.”(田舎に制御不能の放射能をバラ撒いている)なんて書かれてるゾ。

風評(rumor)という言葉で事実を誤魔化すことは止めたら?海外でバカにされて信頼を失う、言葉を替えると「国益に反する行為」だよ?

 

関連記事

  1. 金融暴力への切り札か、トービン税

  2. 著作権の議論はいつも止まる

  3. 会社は誰のものか?

  4. アップル社員が初日に渡されるレター

  5. 日本企業の迷走の結果

  6. マルクス経済学?

  7. いじめる(人間のダークサイド)

  8. 東芝の未来をマジメに予測してみる