サラリーマンのふり

技術立国日本の無意味さ

あ、そうだ。よく、「日本の技術はすばらしい」っていいますよね。
今回の中国の新幹線の事故見てもいろいろ言っている人がいる。でも、日本は世界市場で勝てないんです。理由はこの本、読んでください。
日本「半導体」敗戦
そんなに新しい本じゃないです。でも、なんで日本がどんどん景気が悪くなっていくか、なんで日本人は買い物するとクレーマーになるのかが、よくわかります。

読む暇のない人に少しだけ紹介すると、世界市場では価格からモノを作るんです。高級品、普及品、廉価品。
日本は逆に好きなように作った費用を価格にするから。そして「いいもの作った」と自己満足して大赤字。
これは変わらないと思う。理解してる会社はユニクロブランドくらいじゃないかな。

コストダウンって技術なんですよねー。節約とは違うの。

いんどのタタが20万円の車を作っているのを対岸の火事と見えるでしょう。でも、電気自動車、ハイブリッドカーになるとトヨタは勝てないってことを意味してるんです。電気自動車って実は電池以外は昔から構図が決まっていて、フェルディナンド・ポルシェ博士がタイヤにモーター組み込んだところからあんまり変わっていない。車の車体を作れる会社はいっぱいある。あとはモーターと電池。どちらも別にトヨタが作っているわけじゃない。
内燃機関の次の勝負はなんとなく見えてるんですよね。

関連記事

  1. 私家版Appleとの正しい付き合い方

  2. インターネット企業が伸びるひとつの理由

  3. やっていることが嫌いであることから学ぶ

  4. 案件の構成要素

  5. イギリスがEUを離脱したのは当たり前だと思うの

  6. エンジニア必見のお金の話

  7. 洗脳される人々

  8. やりとげる体力