「中国での「蒼井そら」人気の底流にあるもの・・・」という記事があります。
あの、AV監督が書いているブログで、先日は上原美優さんの自殺の真相などを遠慮無く暴き立てているので話題になっています。
今回はまず、蒼井そら、なんていうマイナーな(失礼!)AV女優がなぜ中国でチョー有名人であるかを教えてくれています。
要約すると、中国四川大地震の時に彼女は自分のブログで義援金を募り、送ったのだそうです。彼女がAV女優であるにもかかわらず、純粋に他人を思いやる気持ちを表したことが、中国人の間で大きな感動を呼んでいまにいたるようです。
続いて、今回、村西監督がAV女優をひきつれ、下着のファッションショーの中での出来事にうつります。(ブランクを圧縮してあります)
行列の先端にいたAV女優の一人が「ニイハオ」と大きな声を出してその象皮病の青年に声をかけました。
彼女は遠くから象皮病の青年の存在を見つけていました。
そしてトラブルになりかけたのを見届けて思わず遠くから青年に向かって声をかけたのです.彼女はその青年の所までスタスタと歩み寄って行き「ニイハオ」と青年に笑顔で声をかけました。
青年はくぐったような小さな声で「ニイハオ」と返事をしました。AV女優は青年に握手のために手を差し出しました。
青年は弱々しく手を出して彼女の手を握り握手をしました。
そしてそれまでの中国のファンの青年たちにしてきたと同じように青年の頬に頬をソッと寄せて、こちらに向かいプレゼントのポラロイドカメラのシャッターを押すように、とうながしました。
シャッターを押す手が思わず震えました。
ニコリと明るい笑顔を見せながら青年に頬を寄せて抱きついている彼女の姿をカメラのファインダーでとらえると思わず両目を閉じてシャッターを押しました。
青年に撮ったばかりのポラロイドを渡すと青年は両の眼から大きな涙をポロポロと流しました。
体全体も感激で震えていました。中国人のみならず世の中の男性がアコガレている「無条件の優しさ」その母なる心の真髄をこのAV女優に見る思いでした。
久しぶりに心が震えるほどの感動を覚えたのです。
二人を取り囲んだ中国人の観客の中から万雷の拍手が起きたことは言うまでもありません。
「無条件の優しさ」。職業がAV女優であっても、行動はマザー・テレサだな、と思いました。
感動の中に、自分の至らなさを反省させさせられるような話です。