GIZMODEによれば、今度のAndroid2.2はiPhoneよりも3つの点でアドバンテージがあるそうです。
Android MarketPlaceでダウンロードしたソフトはパソコンも電話も同期されるそうです。今のiPhoneはiTunesを母艦としており、そことUSBで接続して同期を取る形式になっていますからね。「ワイヤレスですべてと同期が取れる」と聞くと、iPhoneよりも「俺のEver Noteはどうなるんだ。金払っちまったし」と考えてしまう私はピント外れなんでしょうか。
あと、パソコンで作った動画はMarketPlaceにないんですがどうなるんですかね?気になるところです。
2番目、Apple TVは最初からAndroidOSで作ったテレビに負ける、という話です。そりゃぁ、そうですが、ひっそりと「アクトビラ」が息の根を止められるんじゃないかと楽しみにしています。
3番目、AppleのiADとGoogleの戦い。そら、Googleの勝ちでしょうね。某月某日、突然、AndroidというAndroidで勝手に広告が出たところで、無料OSなんですから文句いえないでしょう。
ただね、こういう話ってぜ?んぶオタクじゃないと意味不明だと思うんですよねぇ。iPodとしての優位性はまったくゆらがないし。ポータブルプレーヤーの世界ではデファクトですからね。これだけ大容量になってきたのだからMP3やめてもいいのかも知れないですが。。。素人へのわかりやすさ、という点では、もう少しかかるんじゃないかな。
そして、GoogleとAppleの戦いの中で日本のメーカーは金物を安?く作ることでしか参加させてもらえないという惨めな構図は変わらないわけです。今まで、ガラケーを10年以上作ってきたメーカーはソフトウェアとしては、なにも残せず、ここ数年で開発されたGoogleにすべてを持って行かれつつあるわけです。
はっきりいってメーカーが下請けソフトウェア会社に「動けばいいんだよ」レベルの注文しかしなかったから、低レベルなソフトしか作れず、今になっても世界に誇れる資産はなにひとつなかったのだと思います。ちなみにケータイに乗っかっていた中途半端な日本製ブラウザーもこれで終わりだということです。
そういえば、GoogleTV作ってるSONYのハワード・ストリンガー会長ってイギリスに住んでいて、月に2,3回、日本に来るだけだそうです。それで10億円とかの年棒らしいですね。ボッタクリです。そんな会社で、全社を挙げて、いい物を作るなんていう風に人心がまとまるのか、ものすごーーーーく疑問です。あ、いつものように全部、下請けにやらせて企画だけだからいいのか。なるほど。