ITで遊ぶ

システムの見える化

今月の「日経システム11月号」の特集が「現行システムの見える化」

なにを作ったら「見えたことになる」のか、すごく興味があったが、がっかり。。。DFD(IBMではすでに禁止されてるんじゃなかったっけ?)、UML,アジャイルでは「オブジェクト化できないか検討」(おいおい)、業務フローとCRUD(データのオーナ図)、を作ることらしい。

定性的には、入力と出力と意図を分析するしかない、との意見が主流でこれはうなずける。

見える化が文書化だ、ということはおそらく違うが、はっきり代案を出せない以上、文書化についていえることは、偉い人はバカにするが、JavaDocの手法がもっとも効果的だといってるように思えてならない。仕様書とソースがバラバラになるから、なにもわからないし、変更できないのではないだろうか。どこかでコンピュータに自動生成させるフェーズを入れないと、誰がワードの文書を別に作るものか。しかも中身まできちんと見ることはコードをレビューするくらい面倒なので2倍の体力が必要となる。いきおい、安い金で追いまくられている以上、誰も見ないのが現場だろう。

もうひとつ驚いたのが日立コンサルティングの人の「現状分析シート」。これ、中身は完全に汎用機ワールドです。記事のあちこちにCOBOLとか見かける。やはりな。

関連記事

  1. 生き延びているOS

  2. MAXDB

  3. 自宅サーバー 2代目

  4. メインフレーム

  5. CPU100%だから問題だ?

  6. マルウェアとリンク

  7. 看護師や検査員がシステムを設計する

  8. すごすぎるIBMのサーバーリモート管理