テクノロジー遊び

黒電話をスマホで誰でも使えます!

レトロな黒電話を使えたらいいな、と考える人は多いようですね。
私も長年、考えていました。黒電話だけ確保して数年経ちました。
ネットでもいろんな質問がされ、いろいろな試みがあります。

私にとって「たぶん、これが正解」と思う方法を発見したので書いておきます。電話機と接続装置についての話ですが、誰でもできます

日本での事例がなく、思い切ってやってみたら成功しました。

黒電話の改造

黒電話はかなり古いです。アイキャッチにある黒電話はもっとも普及したであろう4号A型ですが、600型も多いです。
いずれもメルカリ、Yahoo!, Amazonで程度のいい商品を入手できます。
これらの電話は使用されていた当時は柱につけた電極ターミナルに直結したので、コネクターになっていません。イマドキの電話のコネクターは「モジュラー・ジャック」といい、LANコネクターより一回り小さいものです。

現在、黒電話は「アナログ電話」とも呼ばれていて、コネクターは6極2芯(RJ-11)になっています。したがって変更する必要があります。
変更方法はさまざまあって、変換アダプターに黒電話の電線をつなぐ方法(A案)、電話機を開けて最初からRJ-11のコネクター付き電線に変更する方法(B案)のふたとおりがあります。どちらでも自分の好みで決めてください。

A案のイメージ (製品の説明書)

このネジのところに電話機のケーブルを配線してドライバーで固定します。コンセントと同じ要領ですね。別途、両端にRJ-11コネクターをつけた電線が必要です。

B案

電話の箱をあけ、RJ-11コネクターのついた2芯の電線を電話機内に取り付ける。

電話機は底のマイナスネジ二本をゆるめると簡単に開けられます。

C案

改造済みの電話機を買う。4号電話機が出回っているせいか、モジュラージャックを取り付けた形で販売している人も多数います。その中から選ぶのも良い方法でしょう。

いずれかの方法で電話機にRJ-11コネクターを取り付けます。

動作確認は今の電話線に繋げばできるはずです。
使うとネットでは「工事担任者の国家資格がないと違法だ」とかいうおせっかい野郎が必ず湧いてきますから、接続はしないようにしましょう。
後述する方法では電話機が使える状態を確認できたら、電話線と繋ぐことはありませんから安心してください。

XLINK

黒電話とスマホを繋ぐ場合、スマホにBluetoothで接続でき、電話機をマイクとイヤホンのような使い方ができれば十分でしょう。
もちろん、着信すれば黒電話が鳴る。受話器を取れば話せる。受話器を置けば電話は切れる。逆に受話器を取ってダイヤルすれば、電話をスマホ経由でかけることができる。
おそらく普通の人がスマホに接続された黒電話に期待していることは、こういうことではないでしょうか。

実は最初に日本でさまざまなソリューションを調べました。電話機の中を改造したりするものがポピュラーで、RJ-11で簡単に繋げるものは見つかりませんでした。
それは、動作が不安定になりかねないこと、中古の電話機が壊れても買い替えることが困難であることを示しています。売っているものはどれも大掛かりな上に5万円以上がざらです。

これを解決する装置はあります。それがご紹介するXLINKです。製品名は正確にいうとXLINK BT HDです。

これは電話機を改造しないで、スマホに繋ぐことができます。電源も付属のACアダプターだけでいいのです。

使い方はメチャクチャ簡単です。装置を付属のACアダプターでつなぎます。
Bluetoothマークを長押しすると、赤いLEDが点滅します。これでBluetoothペアリングモードに入ります。スマホ側のBluetoothでXLINK BTという装置が現れたら、接続します。

電話機は装置のRJ-11コネクターに差し込みます。

これだけで、先に述べたように黒電話が使えます。

この記事は 2025年11月現在、日本で唯一のXLINK BTの紹介記事だと思います。大事なことは日本の黒電話でも使えたということです。

別にNTT回線に繋ぐわけではなく、黒電話をBluetooth機器にするだけですから問題はないと思います。装置自体はべらぼーに安く78ドル(今日のレートで12000円)。ただ送料が高かったと記憶しています。

あと使用していない機能ですが、このXLINK BT HDは

  • アナログパルスだけでなく、DTMF(ピポパピポです)でもOK
  • 装置の右ボタンは押すとベルが鳴るテストと、ファームウェアアップデートの時に使います。
  • 二台スマホを繋ぐ別モデルの装置も売ってます。

なお、偽物の黒電話でよければドン・キホーテに「昔ながらの黒電話」という商品が売られているようです。ベル音はスピーカーからなので、偽音ながらボリューム調整ができるところは現代的ですね。

レトロな雰囲気や趣味を大事にしているお店の方の参考になればと思い、記して起きます。

 

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