テクノロジー遊び

自作ドローンは自作PCと同じ

先日、ドローンのコントローラーCube Pilot Orangeを購入したと書きました。
繰り返し書いておきますが、7万円もするボードです。とことん使わねば。

今日は、その続編の発見です。

Cube Pilotの説明書を探しているうちに、こんな図を見つけました。

これを見て私はてっきり「これらのパーツで動作確認されていて、安全策はこれらのパーツを買うことなのだろう」と思いました。

購入したCube Orangeにはこんなものが付属していました。

コネクターつきのケーブルばかりです。

途方にくれました。

というのも秋月電子で買ったGPSを取り付けようと思っていたからです。

ArduPilotのコミュニティで「新しいGPSを取り付けようとしたら、えらく大変なんだけどどうしてるの?」ということを遠回しに聞くと、みんなコネクターのついた部品を使っているし、ArduPilotはとても多くの部品をサポートしているよ、という返事です。

そこで気づきました。

ドローンの自作はPCの自作と一緒なのです。
自作PCの場合、人によってはボードやUSB接続のなにかを作る人はいますが、大多数の人はパーツを購入して組み込んで使います。
NVIDIAのグラフィックボードを自作しようなんて人はいません。

ドローンの世界も同じであらゆるパーツが売られていて、基本的に接続すれば動作するのです。

ひとつ大事なことは、Cube Pilot Orangeは後継品で、以前はPixhawkというものでした。

ですからGoogleで”Pixhwk GPS“などと検索するとたくさんGPSモジュールが出てきます。

ドローンの空の筐体すら売られています。

筐体を作ることがもっとも面倒な自作の作業となる可能性は高いです。
内部構造はむしろ簡単!

ただね、ソフトウェアは難しい!

目指しているArdupilotの場合、各モーターのコントロール、センサー情報の扱い、それらを平滑化する拡張カルマンフィルター、自動飛行の制御、などなど、とてもじゃないが一人でちょいちょいと書ける代物じゃないです。舐めちゃだめ。
Ardupilotの他にも、PX4 や Betaflight などがあります。もちろんDJIは非公開。
Ardupilotだけでも難しいので研修セミナーを申し込んだよ。

自作ドローンの市場規模は想像以上に大きく多くのベンダーが参加しているということです。
これから日本でも流行るのではないかと推測します。
そのころには、私は専門家になっている、ハズなんだけどなぁ。。。勉強しなきゃ。

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