OSSの自動操縦システムとビジネス

ロボット

ArduPilotというオープンソースがあり、すでに10年くらい開発され続けているらしい。
開発者が日本に住んでいる(日本人ではない)というのも関心をひいているようだ。

およそ自動操縦に必要なものはほとんど揃っているので、ユーザーは開発者よりも使ってなにかしたい人のほうが多いようだ。

使用可能なジャンルはドローン、船、陸上の車、などなど。

すでに全世界で100万台以上のArduPilotを搭載した機器が走り回っているらしい。実績は多い。

コントローラーにファームウェアを入れて、周囲のデバイス制御、通信、状況報告などをするようになっている。
オープンソースといえどもコントローラーは安くない。

コミュニティで聞いて、今、イチオシのCube Orangeを購入したが約7万円する。
でもって入荷待ち状態。

調べていると、ArduPilotでサポートされているオープンハードウェアがあった。

OBAL(Open Board Architecture for Linux) Boardというものなんだけれど、ちょっと試してみることにする。

このボードはプロセッサーをもたない。接続するLinuxコンピューター(通常、ラズパイシリーズ)に依存する。
先のCubeは自分でプロセッサーをもちファームウェアで動作する。

主な部品

  • MPU9250 (9軸16ビットジャイロスコープ加速度センサー)
  • BMP-180 (気圧計:いらないけど140円なのでつける)
  • ADS-11115 (4チャンネル16ビットADコンバーター)
  • PCA9685 (以前ROS2のテストでも使った16チャンネルあるサーボモータードライバー)
  • ULN2803 (LEDとブザーのドライバー)
  • 10Kオームチップ抵抗
  • 470オームチップ抵抗(秋月電子にないので520オームを発注)
  • 5V電子ブザー
  • 40ピン2列ピンソケット (ラズパイに繋ぐ)

I2Cでセンサーはいろいろ取り付けられます。GPSなんか典型的ですね。

基盤はガーバーファイルがあるので、基板屋さんに発注するだけ。
モジュールはほとんどがAliexpress。
チップ抵抗とピンは秋月電子に発注した。
2週間くらいで部品は揃うんじゃないだろうか。

ソフトウェアはGithub上。

Cube OrangeもOBALもやってみようと思う。

本体の設計(加工)も業者さんに相談せねば。

最近、私がもっとも強いインパクトを受けた記事がこれ。
カリフォルニアからハワイ、さらにその先へ進む無人自律ボートを作って得た体験

ビジネスとか考えずに「おもしろそうだからやる」というだけで壮大な物語が広がっている。時間があれば、ぜひ、読んでみてほしい。
メイカーという人間の考え方をご理解いただけるのではないだろうか。
私も沖縄から東北に船を流してみるかもしれない。。。
でも、今ならどうやって海上通信するのだろう? ドコモの沿岸エリアはこの程度だし。。。

ここまでは自分の進捗メモなんだが、、、

ふと巷の人はなにを考えているのか気になって「ドローン事業」で検索してみた。

あれやらこれやら出てきて、ドローンのビジネスは将来性がある。資金を10億調達した、などという記事がいくらでもある。

が、ちょっと待て。

こいつらが考えている「ドローン」とはこれか?

これしか考えていないのか?

先のArduPilotは様々なドローンに対応してサブコンポーネントがある。

  • 飛行機型
  • ヘリコプター型(たぶん、これがみんなが考えているドローン)
  • 車型
  • 飛行船型
  • 潜水艦型

技術上、すでにそうやって開発が進んでいる。

ウクライナ侵略でロシア製やトルコ製の「ドローン」が飛行機型なのに、日本人はなにも考えていないのか?
広い屋内なら飛行船型のほうがエネルギーを使わないのに考えもしないのだろうか。
ビジネスサイドでドローンを語るくせに、ごく限られたドローンの知識しかなく底が浅いのではないだろうか?
もっというと、本当に好きでやっているのか?
単に儲かりそうだからイヤイヤやっているんじゃ、先程のカリフォルニアからハワイまで船を走らせた人間に技術でもビジネスでも勝てないと思う。

こういうところにビジネスチャンスがあるのだ。

IOTでも同湯だ。みーんな工業か農業。
日本は海に囲まれた国なのに漁業にはまったく関心がないようだ。
もちろん、漁業は海が相手だから技術的には飛躍的に難しくなる。

資金調達なんかして他人のカネを入れると思ったことができない。
勢い、目先の儲かりそうなことばかりやるハメになる。
プロタイプを作って、クラファンするのがイマドキだと思うけど。。。