日本のフリーランス市場

By ttakao, 2017年6月2日

主にランサーズ(lancers.jp)だが、何度かフリーランサーを使ったことがあります。

そこで気づいたことをだらだら書きます。

フリーランサーには実力のない人も多い

先日、ナレーターの案件の依頼を出しました。
すると20歳台の人ですが、まったくそういう経験はないけど、と応募してきます。
私は基本的によいもの、結果が欲しいので、相場を調べて高めの報酬で出しています。
しかし、応募する人は自分がその支払に見合うかなんてことは、まったく考えないようです。
一方でこの道18年という方もおられ、お仕事をお願いしました。
想像ですが、今はそれ関係のお仕事はしていないけれど、サイドビジネス的にだと思います。
クオリティは素晴らしいものでした。さすがプロ、と思うことは最近ないのですが、20歳代のド素人と比べると際立つものがありました。

 

クライアントにもDQNが多い

今でこそ落ち着きましたが、一時、キュレーションサイトの原稿書きで一文字0.5円っていう「声を文字にする仕事か?」レベルの時給が横行していました。
「こんな値段で?」と思いますが、これはフリーランス側にも問題があり、そんな値段でも引き受ける素人に近い裏切り者がいるからクライアントも誤解するわけです。

そもそも今の労働市場は労働者同士の裏切りで行き詰ったところがあります。
ブラック企業と揶揄されても次から次に応募する人間がいれば経営者としては「別にいいじゃん」になるわけです。
人って目先の自分の利益のために他人を裏切っておいて、その結果に泣くのです。

 

胴元にも問題が

おそらく紹介サイト運営会社はすべてに気づいているはずです。
でもなにか手を売っているわけじゃありません。本来なら最低賃金法以下は仕事を出せないなどすべきですが、それもない。

しかも手数料は高い。みんな一度、仕事の関係が出来たら二度と利用しないはずです。

成約の中からカネを取るという愚かなビジネスモデルを改めない限り、フリーランスで仕事をすることはとても難しいと思います。

 

難しい仕事はムリ

以前、「Googleドライブを扱うPHPプログラムのサンプル書いて欲しい」という案件をあげたことがあります。
これ、私からするとPHPプログラマーの中級レベルです。
これくらいでも途端に応募者がいないのです。そしていても、「ずいぶん調べて調査して一週間はかかります」とかいうレベルの人しかきません。
いかに普段、本業でも低レベルのPHPしか書いていないかがわかります。

 

フリーランスの使いどころ

実はフリーランスを選択する前に、ネットの専業の会社を探します。
ナレーションなども実は声優紹介会社を先にあたりました。
ところが声優の仲介しかしないくせに、出来た音声ファイルの著作権がぁ、とか言い出したためお断りしました。もうその権利の主張にビックリです。

IT系でも以前書いたように、Wordpressをちょっと修正するだけでも納品物がボロボロの自称ウェブ制作会社(茗荷谷のH社)などのようにデタラメな会社が横行しています。

リスクをどのように見極めるか次第で使い分けるしかないかと思います。

繰り返しますが、フリーランスの世界がバラ色だとは現状、とうてい思えません。

2 Comments

  1. Bo より:

    他業界は分かりませんが、ITのフリーランスは大変だと思います。プログラマーの話ですが、オフショアアウトソーシングにより、まさに「悪貨が良貨を駆逐する」という壊滅的な状況になっています。アメリカでは少し増しでしょうが、日本では求人サイトを見る限り、とてもレベルの高いプログラマーが生き残れる環境ではありませんね。

  2. ttakao より:

    実はレベルが低いほうがよかったりするんですよ。効率が悪い=工数がかかる、元締めからしたらおいしく、かつ、他人のせいにできるから。
    工数ベースの見積もりはやがてクラウドに駆逐されると思ってます。
    でもね、普通のITベンダーは工数ベース見積もりしかできないでしょ。効率のいい開発なんてできないし。

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