サラリーマンのふり

不整合はAmazonだけではない

Amazonについて、こんなこと思ったことありませんか?

Kindle作って、Kindleアンリミテッドで本を読めるようにしたり、
Amazonプライムで送料を安く早くしたり、(ついでに映画、音楽も無料で楽しめたり)

購入者にとっていいサービスを提供している一方で、

運送を佐川急便が断ったり、

Kindleアンリミテッドで講談社の本がすべて差し止められたり、(講談社の抗議文)

ビジネスマナーすらわきまえていない行動が散見されます。

 

同じことはアメリカでも以前話題になりました。

Amazonは劣悪な労働環境とすごいプレッシャーである

一方で、

創業者兼CEOのジェフ・ベゾスの社内での反論記事があったり、

 

こういうことって会社を「ひとつ」と考えていると理解できません。

マネージャや会社を経営したことがない人は、すべてを会社の総意だと暗黙のうちに誤解しています。

しかし、会社は多くの人で構成されている組織です。

経営者に従業員が都合の悪いことを隠すのは当たり前です。
たしかに会社は個々の従業員の管理責任はありますが、それより実行犯のほうが数段悪質なことは議論の余地はないでしょう。

ここだけの話ですが、日本のアマゾンには前職でまったく評判が芳しくない女性も何人か入社しています。
それはそれは聞くほうが恥ずかしくなるくらい、恥知らずなことをしています。

そういう人達が自分の成績のみを考えて、モラルのないロクでもないことをすることは容易に推測できます。

電通で東大卒の女性新入社員が自らの命を断ったことも、電通がいじめたわけじゃありません。
電通の中の上司役の雇用者がパワハラ、セクハラを繰り返し、追い込んだのです。

ここで大事なことに気づいて欲しいです。

サラリーマンをサラリーマンが追い込むのが会社

なのです。

ここで大事なことがわかります。

もし、あなたがセクハラ、パワハラを経験した時、会社を訴えてはいけません。

。。。負けます。

犯行を行った個人を訴え、「それはそもそも会社の方針に反していた」とするべきです。

そうすると会社は安心して、犯罪者個人を会社組織と切り離し、一緒になって攻め立ててくれるのです。

組織内の争い事において、組織を「ひとつ」として訴えてしまう愚を犯す人が跡を絶ちません。

どんな組織でもロクでもないサラリーマンが混ざっていて、そいつが悪事を働くのです。

ですから、必ず組織と個人を引き剥がしてください。

もちろん、経営者、役員も加担している「組織ぐるみの犯行」はこの限りではありません。

関連記事

  1. 大企業の社員は転職しずらい、らしい

  2. 日本の産業を壊しているのは人事

  3. 年収2000万円は本当か?

  4. 受託ソフトとか人貸しビジネスの終焉

  5. ワトソンなんて売れるわけないやん

  6. ビジネスの常識を知らない人が多い

  7. ベンチャーがブラック企業になりやすい理由

  8. 時代の変化に敏感なのは企業より個人

記事をプリント