2011年に大きな変化は来るだろうか

早めに年末、休みに入った私は経済、船井、オカルト本に取り組んでみた。なかなかおもしろい旅だったと思う。少し見つけたことを整理しておきたい。

経済はご存じのように金価格が高騰している。来年はもっと値上がりするだろう。供給の話も好き(デジタル製品から金を取り出すとかね)だが、この意味することは極めてシンプルで「通貨が信用されていなくなってるから」。反論があれば教えてほしい。
一方で、債券がインフレを起こしているのはご存じだろうか。株、投資に行けないお金は債券に流れていて、どんなジャンクでも値段がつく。
一歩下がってみれば、お金がだぶついて仕方ないのが実情。日本銀行のやっている量的緩和のお金は全部、海外に流れていっている。
これらの動きは規制のしようがない。なぜならば、日本の株式市場は事実上、政府の管理下にある。それは市場を淡々と捉えている投資家は知っている。「え?」と思うだろうが、日本銀行が必要に応じて株を買うし、実は日本の株式市場で流通している浮動株ってそんなに多くはない。しかも忘れてはいけないことは、株式市場の60%は外国人投資家であること。彼らは日本の株式市場の実態を知っていて、暴落したらおそらく売り浴びせると思う。それを嫌って、政府は介入準備しているに過ぎない。が、見方を変えると株価は真実を反映しなくなっている。

アメリカのドルの下に隠れている借金はさらに10倍ある、というし、ユーロはスペインなどが破産国家の列をなす。支えているドイツはいずれ「止めた」というだろう。他国の借金を背負わされるにも限界がある。
(ちなみに最近、中国はギリシアにずいぶん金を貸しているらしい)

日本も笑いごとじゃなく、倒産したギリシャ以上のGDPの10倍の借金をもち、今後のGDPの伸びは考えられないことから「衰退国」と世界で認知されている。
それは投資に値しないということだ。「おまえは日本を愛していないのか」といわれそうだが、なら、利回り0.02%の債券と、10%の債券とあなたはどちらを買いますか?である。
今後、海外企業の進出は極めて少ないだろう。韓国やシンガポールのような海外企業誘致の努力を国はしないしね。もう経済大国じゃないのよ。頭をさげ、腰を低くしようよ。

船井幸雄の書いている本は通称「フナイ本」といわれ、トンデモ話も相当にある。ご本人は「えりすぐり」とおっしゃるが物理的に明らかな間違いも多数あるのは事実。
しかし、船井グループには船井氏が「本物」と認めたグッズを売る「本物研究所」なんていうものまであるくらい、船井氏が認めたグッズは人気があるのである。
私がこんなところにヨタ記事書いたところで見逃してくれるだろう。

その彼が日月神示、聖書の暗号、経済問題、マヤ暦に興味をもっているという。調べたが日月神示は、人類滅亡を示唆するような話である。滅亡論で、「淡々と人が減っていきます」という平和な話は見たことがなく、必ず地獄さながらのイベントのオンパレードがお約束。この本も同様であり、逆にいうと世の中を不幸にならないように努力している人々のことなど知らん顔である。運命論を私が嫌いなのは、人の汗と涙の努力を踏みにじるからである。しかも日本以外の世界中の神さまは悪の塊なのだそうだ。ネット右翼より右翼であるし、世の中がわかってない神様である。

聖書の暗号は、予想通り論証に絶えない。簡単にいうと旧約聖書がヘブライ文字で改行なしに続いているのを適当な長さで折りたたむと未来を示す文字が浮かび出てくるというもの。異論は当然あって、どんな文書でも同様の処理をすれば文字はでてくる。それは、聖書だから特別だ、という話はよしとしよう。問題は文字列を折りたたんでいるにも関わらず、斜め読みを許していることだ。
例をあげる。。今、「おいしんぼう」という文字列があったとする。
これを3文字で折りたたむ。

おいし
んぼう

ここから、「おん」とか「いぼ」を見つけるのはアリだと思うが、、斜めに読んで
「しぼう」とか「いんぼう」とかを見つけちゃうのは反則だろう。なぜならば、

おい
しん
ぼう

と並べると、縦に並んだ状態で「しぼ」とか「いん」とか読み取れる。「しぼう」」はない。
斜め読みというのは、適切な文字列長で折りたたんでいないから起きるし、今の折りたたんだ状況がなにかを教えているのなら、別の折りたたみ状況を入れてはいけないだろう。(以上、メルマガより)

マヤカレンダーをトンデモというなら、占いすべてがトンデモになってしまう。占いとしては悪くないのだろう。昔、ミヤケユウジが占いとしてのマヤ暦の本を出していたことを私は覚えている。
むしろ、世界中に熱中している人は多く、いろんなブログ、サイトがある。私の見たサイトの多くはスパイラルに進んでいく世の中を見極めているといっている。チラン・バラムの書は麻薬でトリップして書いた予言だと思っていたが違うらしい。

オカルト本の傾向を調べてみたが、ここ数年、劇的な変化をしていた。
チャネリング(バシャールとか)やそのほかの手法も「あなたにもできる」といっている。これは劇的な変化である。

神を信じる、宗教というものを体験したことがない人にはわかりにくいと思うが、キリスト教でいえば、ローマ法王はキリストの後継者であり、神父はその権威を担う。それゆえ、一般人は神と対話するために、協会に行き、神父に取り次いでもらう。日本の神道も同様で、お参りに行き、神主に願いを取り次いでもらう。結果、取り次ぎ人は信者より霊的に偉いのである。キリスト教が劇的に変化したプロテスタントの主張は「聖書により神の教えは得られる」ということである。
ちなみに私は仏教徒なので、仏教には神はもともといない。釈尊は神ではない。道を示した大先輩である。その力の助けにすがることはあれど、彼は神だとは一言もいっていない。入寂する時に「自灯明、法灯明(自らを頼り、法を頼りとして生きなさい)」と言い残したくらいである。
が、神にコンタクトするには専門家の力を借りねばならない、と多くの人が普通に思っているだろう。でなけりゃ、神社仏閣に行くわけがない。

現在は、「神とは誰もがコンタクトできる」という主張が伸びており、既存宗教を脅かしているのである。なぜ私がこんな話を取り上げているかは最後に明らかになる。

さて、同様にチャネリングでも「バシャールとチャネリングする」手法などが売りだされている。ここのところ、神と直接繋がろう、という考え方は10年以上続いてきたが、メソッドとして出てきたのは本格化の兆しだし、出来る人間が一定数すでにいるということだ。

青森のイタコが廃業になって当然である。閑話休題。

これらは実は大変なことを目指している。別の世界、あの世、アカシャ記録、霊的世界、なんでもいいのだが、すべてに誰もがコンタクトできるのであれば、ウソとか陰謀とかは基本的に存在できなくなる。

考えてみてほしい。世の中のよくない出来事の大半は極めてセルフィッシュなエゴな考えと行動をウソで隠すから起きる。端的にいえば、「俺さえ儲かればいいから、ここはウソついて騙そう」が基本パターンである。

その人のウソが見抜かれたら、悪事は終わる。ガンダムのニュータイプは予言だったのか、というくらいの話である。

まぁ、人間が本当にどこまで変わるかはわからないとしても、以上で全体的に見て考えざるを得なくなるのは、資本主義のどうしようもない点と、人間の能力の変化が、2011年には臨界点に達すると思う。つまり、動向が決まる。あまりの変化の大きさに意味を読み違えないようにはしたいものだ。

なぜならば、他人、ひいては自分の内面の変化を見まいとし、「客観的」という言葉を信じている人にはなんの変化も感じられれないと思う。
インターネットもWindows95も民主党政権もそういう人からすれば、突然起きたことに見えたのに、また繰り返すだけだろう。

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