Googleと広告

Gigazineによると、ITジャーナリストの佐々木俊尚氏は「一つは検索エンジンをテレビに持ち込むことで現在2兆円の検索エンジン市場を何十兆円というテレビ広告市場と繋がること、もう一つはテレビをアプリケーション化して、今までのテレビの見方とは違う新しい可能性を切り開くことだ」と語られたそうで、なるほどねぇ、と思うと同時に、「あー、そのうちAndroidにGoogleの広告が出るんだよ」と思いました。Googleは深い考えをもっていますね。

ネットのサービスでフリーで使っている時は広告が入るけど、有料になったら広告が入らないといったものは多数あります。最近だとEverNoteがそうでした。
ここには「広告はうざい。無料である代わりにちょっと見る」という代償であるといえると思います。Googleもいろいろサービスを提供してくれているから、広告を表示されてもみんな「ま、いいよ。」と思っているのでしょう。

ところが、楽天とかさまざまなメーカーは「使用者登録」などしようものなら、当然のように広告をバンバン送ってきます。買ったソフト、ハード、サービスについて、広告を当然であるかのように配布されることに違和感を覚えます。これらについては、こちらがカネを払っているにもかかわらず、広告を読め、というのです。

このギャップをマーケッターは深く、深く、考えるべきだと思います。

片方は、お客さんを見つけるためにお金を払う。もう片方は、実際にお金を払ったありがたいお客を”カスタマー・ベース”とか名づけて、無料の広告配布先だと思っている。

一昔前の日経なんかはほんとうにひどく、日経○○の読者というだけで他の広告主からカネを取り、広告を送りつけてきていました。(個人情報保護法のおかげでなくなりましたが)
ソースネクストなんかもひどいです。ウィルスセキュリティを導入していたら、WindowsXPで使っているとわかっていて、「Windows7版を買え」という広告を画面に強引に出してくる。
ウィルスセキュリティは私がお金をだして買ったソフトです。あなたに広告を出されるいわれはありません。ソッコーで別会社のソフトに変更しました。失礼きわまりない。

お金を払ったユーザーなのに、

なぜ、その会社の広告を送り付けられるのか?

そんな義務まで、カネだして買った覚えはないわけです。なにかを買ったから、その会社がやることをなんでも受け入れるっていう暗黙の前提があります。とんでもない、傲慢さです。
まるで、つきあい始めた男が即座に亭主面をし始めるくらいの傲慢さです。人間関係なら即、別れるところだし、裁判所に訴えれば「近づくな」という命令をだしてくれますが、メアドをもってしまった企業はしつこい。

もちろん、その会社、お店のことをすべて知りたいという人もいるでしょう。そういう”コア”な人であったとしても、時間が過ぎて関心を失う時もあります。そうなった時、送りつけられる広告はスパム以外のなにものでもないのです。
実例です。遠い昔に私はSONYのメルマガ登録をしました。SONYは激しくメルマガの発行元を変えます。その結果、私のメールアドレスはカスタマーサービスに文句をいっても消せない状態になっているようです。アセンブリーの技術しかないPCをデザインでなんとかしてるVAIOなんて、私はなんの興味もありません。いまや、私にとってSONYのメールはスパムです。
NTT東のフレッツクラブとかもすごいです。メルマガをキャンセルするには専用のユーティリティを入れてIPV6で繋げ、といいます。もう、単なるいやがらせです。一般人はそこまでのコストを払えません。

あー、NTTで思い出した。死んだ父名義の回線を自分の名義に変更しようかな?と思ってNTTに問い合わせたら、金融機関並みの書類を要求されました。戸籍謄本です。いまや、なぁんの価値もない電話線でですよ。NTTが確信犯なのは、「じゃ、いらないよ。」と相続もしていない私がいうと、即座に回線終了です。あ、話題がそれてますね。

メールのフィルタリングサービス(それも受信拒否)って、もっともっと伸びて当然だと思うのです。それもISP(インターネットサービスプロバイダー)がやるべきだと思います。ジャンクメールを分類してくれるなら、お金を当然、払いますとも。

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